ダービー考査【過去の傾向から探る】

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 いよいよダービーですね。登録馬を見ると皐月賞上位馬、トライアル上位馬、NHKマイルC2着、3着馬が登録してきました。どの馬が勝つのか、過去のデータから探ってみたいと思います。



 まずはステップレースから。データを見て頂ければわかると思うが、前走皐月賞組が圧倒的に強い。それは、ローテーションがいいのと皐月賞で厳しい競馬を経験しているからだと思っている。だから、皐月賞出走組は着順に関係なく警戒しなければいけない。皐月賞組でダービー連対馬を見てみると「スプリングS→皐月賞 8頭」「若葉賞→皐月賞 5頭」「弥生賞→皐月賞 10頭」「他重賞→皐月賞 5頭」「条件戦→皐月賞 1頭」となり皐月賞トライアルで権利を取り皐月賞に出走した馬がダービーでも活躍している。近年で言えばオルフェーヴル(スプリングS→皐月賞)、ローズキングダム(スプリングS→皐月賞)、ロジユニヴァース(弥生賞→皐月賞)、リーチザクラウン(弥生賞→皐月賞)、スマイルジャック(スプリングS→皐月賞)などがいる。今年、このパターンに当てはまるのがスプリングS組(グランデッツァ、ゼロス、ディープブリランテ)、弥生賞組(コスモオオゾラ、トリップ)、若葉S組(ワールドエース)の6頭。



 前走NHKマイルカップ出走組ではディープスカイ、アサクサキングス、キングカメハメハ、タニノギムレットなどがいる。ディープスカイとキングカメハメハは毎日杯1着→NHKマイルカップ1着→ダービー1着と完成度の高さで勝ってきている。タニノギムレットはスプリングS1人気1着→皐月賞1人気3着→NHKマイルカップ1人気3着→ダービー1人気1着と常に1人気できている。記憶している方も多いと思うが皐月賞で脚を余し、NHKマイルカップでも余し、ダービーでリベンジを果たした。勝つべくしてようやく勝ったというパターン。前記に挙げた3頭と同じローテーションの登録馬はいない。最後に残ったアサクサキングスは皐月賞7着→NHKマイルカップ11着→ダービー2着とダービーでは穴をあけたパターン。このパターンの馬はモンストールだけ。ローテーションが厳しいだけに好走は難しいと思うが、それだけに穴をあけたときは大きい。



 前走青葉賞組はトライアルがダービーと同じ東京2400mと言うこともあり、強い勝ち方をした馬は人気になりやすいが最高着順は2着までで勝った馬はいない。連対した5頭に共通するのは青葉賞を勝っていること。今年の登録馬ではフェノーメノが該当する。



 前走京都新聞杯組(京都4歳Sを含む)で連対した馬は4頭いるが共通するのは「前走1人気で勝っている」「前走で5人気以内」だった。今年の登録馬ではトーセンホマレボシ(5人気1着)が該当する。



 ステップレースから連対可能性のある馬はスプリングS組(グランデッツァ、ゼロス、ディープブリランテ)、弥生賞組(コスモオオゾラ、トリップ)、若葉S組(ワールドエース)、青葉賞組(フェノーメノ)、京都新聞杯組(トーセンホマレボシ)の8頭になる。



 次は血統面から見てみるとサンデーサイレンス系、ロベルト系、ノーザンダンサー系が強く、グレイソブリン系、ネイティブダンサー系が次に続く。特にサンデーサイレンス系が強いのは緩い流れの瞬発力勝負に強い血統でもあるからでしょう。ロベルト系ではウオッカ、タニノギムレット、ナリタブライアンなど人気で強い馬が好走する。サニーブライアンは人気はないが皐月賞とダービーを制した2冠馬なので秘めた実力はあった。ネイティブダンサー系ではKingmambo系が強く、近年ではエイシンフラッシュ、ローズキングダム、キングカメハメハが連対している。ノーザーダンサー系は近年で好走しているのはアサクサキングスとメイショウサムソンの2頭。メイショウサムソンは実力があったので問題ないがアサクサキングスのような馬は取り捨てが難しい。



 血統からだとサンデーサイレンス系のグランデッツァ、ゴールドシップ、ディープブリランテ、トーセンホマレボシ、フェノーメノ、ヒストリカル、ワールドエースの7頭。ロベルト系のアルフレードだがシンボリクリスエス×母父サンデーサイレンスの組合せは同馬を除けばG1で弱いのであまりおせない。ネイティブダンサー系のゼロスは父キングマンボだが、実力的に厳しいか。同様の事はノーザンダンサー系のトリップに言える。今年はサンデーサイレンス系が強いと思う。





ダービーの登録馬





ダービー 過去26年の連対馬 前走成績一覧




ダービー 過去26年の連対馬 血統一覧




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