過去20年のラップを見ると前半1000mが60秒を切ったのは4回だけ。逆に前半1000mが61秒以上かかったのは12回あった。中山芝2500mというコースは外回りのスタート地点からすぐに3コーナーに突入するせいか流れは落ち着きやすい。レースレベルも高くタフなコースなので逃げ馬は無理な逃げはしないと言うことなのだろう。だからと言って上がり3F勝負にはなりにくく、向正面(残り1000m地点)の下りからペースが速くなり自力勝負になりやすい。だからむしろ上がり3Fはかかってしまう。上位3頭のPCI平均を見ても分かるが極端な上がり勝負になるPCI60以上は過去20年で2回だけ。平均ではPCI53.48でテン3fよりも若干上がりか速いぐらい。傾向としてはジャパンカップに近い。
流れがジャパンカップに近いと書いたが今年のジャパンカップは例年と違って極端な上がりの競馬になっている。今回ペースを握りそうなのはアドマイヤメインだが鞍上は柴田善臣先生なので無謀な逃げはしないと思う。でも、勝つためには残り1000m地点でスパートを掛けるのがベストだろうし、やはり自力勝負になると思っている。今回の出走メンバーの中で自力勝負が得意なのはコスモバルク、スウィフトカレント、ダイワメジャー、トウショウナイト、ポップロック、メイショウサムソン。これらの馬でレースを作れる馬が強いと思う。
中山競馬場コース図
タイム分析・レース一覧 【芝2500m】 日付 状 頭 1着タイム 上り 1着入線馬名 前3F 前5F 後5F 後3F PCI3 ------------------------------------------------------------------------ 051225 良 16 2.31.9 35.0 ハーツクライ 36.1 61.6 59.8 35.5 56.8 041226 良 15 2.29.5 35.3 ゼンノロブロイ 35.9 60.3 59.3 35.6 50.0 031228 良 12 2.30.5 35.3 $シンボリクリスエス 35.0 58.4 60.5 35.6 46.7 021222 稍 14 2.32.6 34.6 $シンボリクリスエス 37.2 62.1 59.1 35.8 55.6 011223 良 13 2.33.1 33.9 マンハッタンカフェ 37.0 62.6 57.9 34.6 61.4 001224 良 16 2.34.1 36.4 テイエムオペラオー 37.8 62.7 60.3 37.2 49.0 991226 良 15 2.37.2 34.6 $グラスワンダー 39.0 65.2 59.7 35.3 66.0 981227 良 16 2.32.1 35.3 $グラスワンダー 37.6 60.9 60.2 36.4 55.7 971221 良 16 2.34.8 37.0 シルクジャスティス 36.0 60.5 61.8 37.5 47.2 961222 良 14 2.33.8 36.5 *サクラローレル 37.0 61.6 60.7 36.8 47.3 951224 良 12 2.33.6 35.3 マヤノトップガン 37.2 62.1 59.7 35.3 57.1 941225 良 14 2.32.2 34.8 ナリタブライアン 34.9 58.8 62.3 36.7 56.3 931226 良 14 2.30.9 35.0 トウカイテイオー 35.8 59.4 59.6 35.3 53.0 921227 良 16 2.33.5 37.3 メジロパーマー 37.1 62.6 60.1 37.3 54.4 911222 良 15 2.30.6 35.3 ダイユウサク 34.9 59.0 60.0 36.1 50.8 901223 良 16 2.34.2 35.2 オグリキャップ 37.8 63.8 58.6 35.4 57.8 891224 良 16 2.31.7 35.9 イナリワン 35.5 60.2 60.5 36.6 48.5 881225 良 13 2.33.9 35.6 オグリキャップ 37.3 62.9 59.3 35.9 56.3 871227 良 16 2.33.9 35.4 メジロデュレン 36.4 62.1 59.5 35.9 55.0 861221 稍 12 2.34.0 37.4 ダイナガリバー 36.7 61.2 61.5 37.6 44.6 ------------------------------------------------------------------------
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