TARGET Tips「レベルの高いレースの見つけ方」

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 TARGET frontier JV Ver5.51

あるレースに出走した馬たちがその後、次々と馬券に絡むようなレースを「レベルの高いレース」と呼んだりします。メンバーのレベルが高いのか、レースのレベルが高いのかはそのレースを見た人が判断することですが、TARGET frontier JVを使うとあるレースに出走した馬たちがその後どういう成績を挙げたかが分かります。実際には成績を集計して前走を読み込むことにより個別のレースの成績が分かってしまいます。

 

例えば最近のレース結果から「レベルの高いレース」を出してみると以下のようになっています。最近といっても集計レースが少ないと分からないので11月から先週までを集計してみました。一番上の(不明・他)というのは前走のない新馬戦の事なので無視してください。これをみると11月15日京都10R桂川Sに出走した馬たちの次走は3勝2着2回3着3回の成績を残しています。しかし、これは次走だけであってその後数走を言うことでみると 5- 4- 3-13 となってもっといい成績になっています。結果から見ると桂川Sは「レベルの高いレース」と判断してもいいでしょう。

 

 

 

では、次にTARGET frontier JVでの操作方法ですが、機能はレース検索を使います。

 

検索条件で着順「全着順」にして検索実行。
検索範囲の設定は指定開催内を選択し検索実行。
開催成績選択で2006年3回阪神、5回京都、5回中山、5回東京、2007年1回京都、1回中山を選択して選択完了。

これで、集計が始まります。集計数は504件です。

集計が完了しましたらパネルより「前走読込」を実行(またはツールバーの検索(S)-前走読み込み、またはshift+F11)。

前走読み込みが完了したら、前走項目-前走個別レース名を選択または集計項目メニューから前走個別レース名を選択

一番上の画像と同じ画面が出たと思います。

 

レース検索 検索範囲の設定

次に、桂川Sの成績を表示させます。(桂川Sの項目をダブルクリックするか右クリックメニューにて)。成績が画面が表示されましたらツールバーの検索(S)-「全馬のこのレースより後の成績を一覧」と選択。すると、桂川Sに出走した全ての馬のその後の成績が分かります。

 

このようにして調べて行くとあることに気がつきます。それは、成績画面の補正タイムの赤と黄色の表示が多いことです。赤い表示はTARGET指数100以上ですから「このクラスを勝ち負け出来るレベル」と考えていいし、黄色は100マイナス5で「このクラスで連対出来るレベル」にあると考えていいと思います。そういう馬たちが多く出ているレースがやがて「レベルの高いレース」となるわけですが、毎週の成績画面をみてすぐにこれと同じだからといって「レベルが高いレース」にはなりません。僕も長年TARGET frontier JVを使ってこの辺りは何度も検証してみました。次走が来る前に「レベルの高いレース」と判断出来ればいいのですが、なかなか思うようにいかないのが競馬です。まあ、あながち間違っていないと思うので研究してみる価値はあると思います。

 

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