いよいよ今週は日本ダービー。今年は群雄割拠で見ごたえがあるレースが期待できそう。皐月賞前までは3強と呼ばれていたリオンディーズ、サトノダイヤモンド、マカヒキ。そこに皐月賞で3強をねじ伏せたディーマジェスティ、皐月賞は回避してダービーに絞ったローテーションで挑んでくるスマートオーディンなど。他にもダービー5勝の武豊騎乗のエアスピネル、NHKマイルカップ2着のロードクエストの巻き返し、青葉賞を勝って権利を手に入れたヴァンキッシュランなど。片手では収まらない有力馬たち。
2年前に日本ダービー特集としていろいろな側面からデータを見てみたが、2年経ってどどうなのか、変化はあったのか検証してみた。僕が使っている競馬最強のデータベースソフト「TARGET frontier JV」で過去30年のデータを集計した結果、2年たっても1月生まれの競走馬は日本ダービーを勝っていなかった。そもそも、1月生まれの競走馬が日本ダービーに出走してきたのは全体(565頭)の2%の9頭だけ。この中で馬券に絡んだのは2002年のシンボリクリスエスと2008年のブラックシェルの2頭。
生まれ別の出走頭数を見ると4月、3月、5月の順で多く、1月と6月が少ない。成績では3月、5月、4月の順で勝率がよく、1月と6月からは勝ち馬が出ていない。上記の有力馬を誕生月別で見てみると
3月生まれ ディーマジェスティ、ヴァンキッシュラン、ロードクエスト
2月生まれ スマートオーディン、エアスピネル
1月生まれ マカヒキ、リオンディーズ、サトノダイヤモンド
3強と呼ばれた3頭が奇しくも1月生まれとは。この中から果たしてダービー馬が誕生するのか。ちなみに皐月賞を見てみると1月生まれで馬券に絡んだのは過去31年でマカヒキとサトノダイヤモンドだけでした。
日本ダービーの登録馬
日本ダービー 過去30年の勝ち馬一覧
日本ダービー 過去30年の誕生月別成績
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