菊花賞の展望「血統で注目するならフェデラルホール」

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 菊花賞は血統がものをいうレース。3000mを越えるレースではスタミナが必要なのでスピードがある血統では乗り切るのは厳しい。過去の勝ち馬を見ても万能系か長距離系が勝っている。例えばダンスインザダークは自身が菊花賞を勝ち、3頭の産駒が勝っている。しかも、人気がないのに勝っているのは血統がなせる技ではないだろうか。



 今、日本で一番強いとされているオルフェーヴルはステイゴールド産駒。父ステイゴールドは3000m以上では勝っていないが、全7勝のうち6勝を2400m以上のレースで勝っている。このように父が中長距離血統の馬が勝つのが菊花賞。



 今年の登録馬をみると中長距離血統を父に持つ馬の多いこと。ディープインパクトは3冠馬、ゼンノロブロイはジャパンカップと有馬記念を勝っているし、シンボリクリスエスは有馬記念を2勝しているなどどの血統が勝ってもおかしくない。その中でもゴールドシップは父ステイゴールド、母父メジロマックイーンというオルフェーヴルと同じ配合。前哨戦の神戸新聞杯も完勝だし本番も楽しみ。



 でも、僕が注目しているのは同じステイゴールド産駒のフェデラルホール。この馬は母父ドクターデヴィアス(ヘロド系)なので系統で見ればオルフェーブル、ゴールドシップと同じで、しかも奇跡の血量を持つ。この奇跡の血量というのは4代前先祖(血量6.25%)と3代前先祖(血量12.5%)が同じ馬の場合でフェデラルホールはノーザンテーストの4×3のクロスになっている。このノーザンテーストの4×3を持つ馬を探してみたところ、オルフェーヴルとドリームジャーニーという2頭のステイゴールド産駒がいました。ということでフェデラルホールに注目しているわけです。血統ファンなら誰でも知っている事だとは思うけど、実際のオッズに反映されるかと言えばそれほど人気にはならないでしょう。



 あとはステップレースから見ると神戸新聞杯2着のロードアクレイムと3着のマウントシャスタ、ダービー馬のディープブリランテですね。





菊花賞の登録馬






菊花賞 過去26年の勝ち馬






オルフェーブルの血統表






フェデラルホールの血統表






ゴールドシップの血統表





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