ジャパンカップダート考査【ＴＡＲＧＥＴ指数とプレレーティング】

　ジャパンカップダートの出走馬が決まった。そこで、いつものようにTARGET
frontier JVの補正値とJRAから発表されたプレレーティングを表にまとめてみた。まずは、この秋のG1を振り返ってみると先週のマイルチャンピオンシップでプレレーティング１位のダイワメジャーが勝ち、秋華賞－菊花
賞－天皇賞－エリザベス女王杯でプレレーティング上位３位までの馬が勝った。ＴＡＲＧＥＴ指数はマイルチャンピオンシップでダイワメジャーが勝って、菊花賞、秋華賞の３つのレースで上位３頭から勝ち馬を出した。



　ジャパンカップダートの場合はＪＲＡ所属馬でも地方交流レースを使われる場合が多いのでＴＡＲＧＥＴ指数はあくまでも目安で。プレレーティングを重視するような形をとっていきたい。プレレーティング１位はヴァーミリアンの１１７、２位は３頭いてサンライズバッカス、ブルーコンコルド、スチューデントカウンシル。これまでの傾向だとこの４頭の中から勝ち馬が出ると思う。



　ＴＡＲＧＥＴ指数をみるとサンライズバッカス、ヴァーミリアン、メイショウトウコンが９５で並んだ。メイショウトウコンはダートで着を外したのは不良馬場で行われたフェブラリーＳだけ。ダートでは堅実な脚を使えるので、プレレーティングは低いが注意したい１頭。



　外国馬ではアメリカから参戦したスチューデントカウンシルがいいだろう。戦歴をみると２走前にパシフィッククラシックＳ（Ｇ１）を勝ち、初重賞制覇。続くハンディ戦のホーソーンゴールドカップも勝った。ブリーダーズカップに出走していないが、それはパシフィッククラシックを勝った馬がその年のＪＣダートを優勝すると、１億円のボーナスが支払われるというＪＲＡ規定があって、その賞金目当てと言うことらしい。血統的にもKingmambo×Kris
S.という日本でも実績のある血統なので怖い存在だと思う。



　【参考】

　JRA　レーティング＆ランキング

　ジャパンカップダート（ＧＩ）　外国馬プロフィール　スチューデントカウンシル

出馬表・東京11R ジャパンカップダート　G1

Output by TARGET frontier JV