フェブラリーＳ考査 【ＴＡＲＧＥＴ指数とプレレーティング】

　早くも今年最初のＧⅠが今週行われますね。ＧⅠではプレレーティングの上位馬が良く絡んで来るので、今回も出してみました。TARGET frontier JV（ＴＧＸ画面）の補正値（ＴＡＲＧＥＴ指数）とＪＲＡから発表されたフェブラリーＳのプレレーティングを以下の表にまとめてみた。ＴＡＲＧＥＴのＴＧＸとは雑誌最強の法則に掲載されているＴＡＲＧＥＴ指数と同様にレースごとに補正した指数です。

　ジャパンカップダートの時もそうですが、ダートＧⅠに出走する馬は前走が地方交流戦に出走する馬が多くその場合は直前指数が出ないので人気のバロメーターになるＺＩ値を取り上げてみた。ＺＩ値とは前走の成績を簡単に指数化したものです。このＺＩ値を過去５年の成績から振り返ると２００３年以外は全てＺＩ値１位の馬が勝っている。２００３年は中山開催なので東京開催だけという条件であれば４年連続でＺＩ値１位が勝っている。今年のＺＩ値１位はシーキングザダイヤになるが、果たして２着続きに終止符を打つことができるのだろうか。

2006年　カネヒキリ（132、1位）         シーキングザダイヤ（120、3位） ユートピア（106、15位）
2005年　メイショウボーラー（130、1位） シーキングザダイヤ（なし）     ヒシアトラス（125、3位）
2004年　アドマイヤドン（126、1位）     サイレントディール（114、3位） スターリングローズ（108、7位）
2003年　ゴールドアリュール（119、3位） ビワシンセイキ（111、9位）     イーグルカフェ（91、15位）
2002年　アグネスデジタル（125、1位）   トーシンブリザード（なし）     ノボトゥルー（110、5位）

　次にプレレーティングを見てみる。昨年秋のＧⅠではプレレーティング３位までの馬が連に絡んでいたがフェブラリーＳの順位はどうなっているかと言うと、１位はアジュディミツオーの１１７、２位はブルーコンコルドの１１５、３位はオレハマッテルゼとキンシャサノキセキ（除外対象）の１１４、５位はシーキングザダイヤの１１２となっている。昨年のフェブラリーＳはプレレーティング１位のカネヒキリ（１１５）が１着、２位のシーキングザダイヤ（１１４）が２着、同じく２位のユートピア（１１４）が３着でした。昨年は他にプレレーティング１１４がアジュディミツオー、タイムパラドックス、ブルーコンコルド、メイショウボーラーといて人気にないユートピアが３着に入り３連単は万馬券になった。ちなみに４着はブルーコンコルド、５着はヴァーミリアンでした。ということはプレレーティング１位アジュディミツオーと２位ブルーコンコルドが連に絡む可能性が高いということだ。

Output by TARGET frontier JV