ダービー考査【出走過程を考える】

ダービーを取るためにはどうしたらいいか？厩舎関係者は期待馬が入厩するとダービーから逆算してローテーションを組むと言われている。ダービーを４回も勝っている武豊は新馬戦から有力馬を任され、ダービーを勝つ為の教育を馬に施し、それをクリアした馬でダービーを勝っている。過去２０年のダービー馬の前走、前々走を調べてみると皐月賞で１人気か２人気に押されいた馬が１２頭、皐月賞で３着以内（１、２人気は除く）が３頭、ＮＨＫマイルＣ１人気が２頭、前走Ｇ１以外で１着が２頭、例外が１頭（皐月賞８人気で７着のメリーナイス）となっている。ダービーを勝つような馬はそれ以前のレースでいいパフォーマンスを見せていること（人気になること）が条件になると思う。

ダービー馬になった２０頭に共通する点は前走か前々走で１人気か２人気になっている。サニーブライアンのようにダービーで人気していない馬でもそれ以前のレースではその実力を認められて人気になっている。前２走で人気にならないような馬ではダービーを勝つことは難しいと思う。このことを踏まえて今回の出走馬を見てみると、皐月賞で１、２人気はアドマイヤムーン、フサイチジャンク。皐月賞で３着以内はメイショウサムソン、ドリームパスポート。前走Ｇ１以外で１着はトーホウアラン、アドマイヤメイン、パッシングマーク、ヴィクトリーラン。この７頭の中からダービー馬が出る確率が高いと思う。

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