フローラSはオークストライアルで2着までに入れば出走権を手に入れることが出来る。桜花賞からはレース間隔がないので桜花賞→フローラSはない。それだけに500万を勝ったばかりの馬にはチャンスがある。例年だとミモザ賞、フラワーカップなどを使われて出走するパターンが多い。
過去9年の連対馬の血統を見るとサンデーサイレンス系が強いですね。まあ、出走頭数も多いから当然の結果なのでしょう。今年もサンデーサイレンス系が多く出走するので予想は悩ましいです。母父を見るとNorthern
Dancer系が多い。サンデーサイレンス系×Northern Dancer系というよくある組み合わせだが、これがよく走る。
登録馬を見ると社台ファーム生産馬のサンテミリオンはフローラSで1人気を裏切って3着に。スタートが悪くて後手に回る競馬で追い込んできたが3着。勝ったのは桜花賞2着のオウケンサクラで、展開を考えればサンテミリオンは「負けて強し」かな。でも、「負けて強し」という馬は勝ち味に遅いということも言えるからね。鞍上は横山典弘だろうから、今度はへまはしないでしょう。
ベストクルーズは阪神JF3着だから実績では上位。レース経験もあるしもまれても大丈夫。ただ、前走を見ても分かるように上がりの競馬になると分が悪い。誰が乗るか分からないけど前に行くようだと面白いんじゃないかな。
ディアアレトゥーサはフラワーカップ6着馬。ミモザ賞では3着なのでこのレースの上位2頭を計る上でもディアアレトゥーサの走りには注目。ブルーミングアレーはエリカ賞で皐月賞3着のエイシンフラッシュと首差の2着。牡馬と互角のレースをしたけど菜の花賞2着、クイーンS5着と勝てない。ただ、2000mを経験しているというのはプラスだし前に行ってしぶといのでいいレースをすると思う。
君子蘭賞1着アマファソンと2着フラムドールをどう評価するか。レースの流れは厳しいけど上位4頭のうち3頭が先行馬と言うことは前残りの競馬。それを差してきたアマファソンの末脚には魅力を感じる。いい脚を使っても届かないというケースもあるけど一発があるならこの馬か。社台ファーム生産馬だしね。
フローラS 過去9年の連対馬
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