ジャパンカップダート考査【ＴＡＲＧＥＴ指数とプレレーティング】

　TARGET frontier JV（ＴＧＸ画面）の補正値（ＴＡＲＧＥＴ指数）とＪＲＡから発表されたジャパンカップダートのプレレーティングを表にまとめてみた。ＴＡＲＧＥＴのＴＧＸとは雑誌最強の法則に掲載されているＴＡＲＧＥＴ指数と同様にレースごとに補正した指数です。

　まずはＴＡＲＧＥＴ指数から見ていきたいところですが、いつも取り上げる直前指数だと前走が地方交流戦だと指数が出ないので今回は人気のバロメーターにもなるＺＩ値を取り上げてみたい。ＺＩ値とは前走の成績を簡単に指数化したものです。このＺＩ値を指数の高い順に見るとシーキングザダイヤ（１２５）、メイショウバトラー（１２３）、アロンダイト（１１７）、ブルーコンコルド（１１３）の順でした。過去の成績（１～３着馬）をＺＩ値順位で見てみると以下の通りになるが、荒れた２００２年を除けばＺＩ値１位か２位が連対している。このことからシーキングザダイヤとメイショウバトラーのどちらかが連対すると思う。

2005年 カネヒキリ(119、4位)        、シーキングザダイヤ(124、2位)、スターキングマン(106、10位)
2004年 タイムパラドックス(110、5位)、アドマイヤドン(129、1位)    、ジンクライシス(118、3位)
2003年 フリートストリートダンサー(ナシ)、アドマイヤドン(126、1位)、ハギノハイグレイド(104、8位)
2002年 イーグルカフェ(100、10位)  、リージェントブラフ(101、9位) 、アドマイヤドン(115、4位)
2001年 クロフネ(132、1位)         、ウイングアロー(126、2位)     、ミラクルオペラ(114、4位)
2000年 ウイングアロー(124、2位)   、サンフォードシチー(123、3位) 、ロードスターリング(ナシ)

　次にプレレーティングを見てみると１位はシーキングザダイヤ、タイムパラドックス、ブルーコンコルドの３頭、２位がサンライズバッカス、３位がジンクライシス、ハードクリスタル、ヴァーミリアンの３頭。プレレーティング値の差が少ないことからも混戦が予想される。ＺＩ値とプレレーティングの結果から軸はシーキングザダイヤになるが、相手探しが難しそうだな。

馬	馬名	性齢	斤量	間	ZI	直前	芝短	芝中	ダ短	ダ中	脚質	ＲＴ
1	アルファフォーレス	牡6	57	7	84	( 76)		76		88	先	103
2	アロンダイト	牡3	55	5	>117	86		41		86	差
3	オースミヘネシー	牡4	57	連	99	83	46		72	87	差
4	クーリンガー	牡7	57	4	83	71			72	72	先	104
5	サンライズバッカス	牡4	57	4	112	91	47	50	94	94	差	111
6	シーキングザダイヤ	牡5	57	3	125	( 0)			93	94	先	114
7	ジンクライシス	牡5	57	7	112	93	80	80	85	93	先	110
8	タイムパラドックス	牡8	57	3	85	78				78	追	114
9	ドンクール	牡4	57	4	91	85			85	95	先	105
10	ハードクリスタル	牡6	57	3	107	( 0)				92	先	110
11	ピットファイター	牡7	57	31	102	( 0)				85	差
12	フィールドルージュ	牡4	57	4	108	89		49	89	93	先	102
13	フサイチパンドラ	牝3	53	2	118	( 93)	71	93			先	110
14	フサイチリシャール	牡3	55	4	113	88	77	87	88	88	先	108
15	ブルーコンコルド	牡6	57	3	113	( 0)			93	90	先	114
16	マイソールサウンド	牡7	57	7	95	( 87)		87			先
17	メイショウバトラー	牝6	55	3	123	91			91	91	先	105
18	ラッキーブレイク	牡5	57	連	109	87				87	差	101
19	ヴァーミリアン	牡4	57	27	102	( 0)		80	88	95	先	110

Output by TARGET frontier JV