過去31年のダービーの成績を集計してみたところはっきりとした傾向があるデータがあった。それは、枠順で勝ち馬が決まってしまうことでした。過去31年でみると1枠が8勝、2枠、3枠、7枠が5勝となっていました。今度は過去15年に期間を短くしてみると1枠が6勝、2枠が3勝、3枠と7枠が2勝と内枠有利がはっきりしてきました。
東京競馬場は2002年の4回東京終了後に馬場改修に着手し、2003年の4月にリニューアルオープンした。過去の成績をみると2003年を境に内枠の馬が良く勝っていることが分かる。改修工事で馬場状態がいい状態でダービーを迎えられるようになり、また使用コースの使い方も内枠が有利になった原因かもしれない。NHKマイルカップ、オークス、ダービーの使用コースは以下の通りになっていました(A1コースが現在のAコースに該当)。これをみると2009年からはオークスの翌週に行われるダービーではCコースを使用していることが分かりました。先週(オークスの週)の傾向をみると内枠有利、先行馬有利の馬場だったので、雨が降って馬場状態が変化しない限りは同じ傾向になると思います。
NHKマイルC→オークス→ダービー(使用コース)
A→B→C 2009年~2017年
A→C→C 2004年~2008年
B→C→C 2003年
A1→B→B 1998年~2002年
A2→B→B 1996、1997年
東京競馬場コース図:JRA
日本ダービー 過去31年と過去15年の枠番別成績
日本ダービー 過去31年と過去15年の馬番別成績
日本ダービー 過去31年の勝ち馬データ
日本ダービーの出馬表
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