秋華賞考査【ＴＡＲＧＥＴ指数とプレレーティング】

　秋華賞のTARGET指数とＪＲＡから発表されたプレレーティングを表にしてみました。人気馬が順当に好成績を納めているので指数の順位は比較的安定（上位馬に集まっている）しています。



　ＴＡＲＧＥＴ指数をみると１位はウオッカの９５。この９５という指数はダービーを勝ったときのもの。過去に９５以上だった馬はオールカマーを勝ったメジロドーベルと桜花賞をコンマ７秒差を付けてかったキョウエイマーチと宝塚記念４着のヒシナタリーだけでした。キョウエイマーチは秋華賞でメジロドーベルの２着、ヒシナタリーは宝塚記念の後に小倉記念を勝ったが秋華賞では惨敗でした。古馬戦を走って好走した馬は指数が高くなる。当然、レベルの高いところで好走しているので能力は高い。そういう意味でもウオッカの能力は抜けている。ＴＡＲＧＥＴ指数２位はベッラレイア、ダイワスカーレット、ローブデコルテの３頭。ダイワスカーレットはローズＳで、ベッラレイアとローズデコルテはオークスで出した指数です。ベッラレイアにおいてはローズＳで８７という指数を出しているので、ひと叩きされた今回は上積みがあると考えていいでしょう。同じ事はダイワスカーレットにも言えます。



　プレレーティングをみるとやはりウオッカのレーティングが高い。次に桜花賞を勝ったダイワスカーレット、オークスを勝ったローブデコルテの順です。昨年と比べると勝ったカワカミプリンセスが１０９ですから、今年の方がレベルが高いと言える。ウオッカは抜けているけど久々。ダイワスカーレットとベッラレイアは一度使われた。ということは、この差は少しだけ縮まっていると考えてもいいのではないかな。

出馬表・京都11R 秋華賞　

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