オークス考査【対戦レースで各馬を比較してみる】

　トライアルのスイートピーＳとフローラＳは別路線の馬が権利を取ったが、このレースには桜花賞や阪神ジュベナイルフィリーズなどを走った馬が出走していた。そこで、桜花賞、チューリップ賞、阪神ジュベナイルフィリーズとスイートピーＳ、フローラＳを単純にタイム差で比較してみた。スイートピーＳはハロースピードを基準に、フローラＳはイクスキューズを基準に取ってみた。

　するとダイワスカーレットが大きく抜けだしているのが分かる。また、ベッラレイアはそれほど抜けた存在ではない事も分かる。適正やローテーションなどは無視しているので距離が伸びていい馬はいるかもしれないが、単純な比較ではトップはダイワスカーレット、離れた２番手集団にカタマチボタン、ローブデコルテ、ベッラレイア、ミンティエアー、スマートカスタム、ラブカーナ、ハロースピードという感じです。

　レースの質を順番付けすると桜花賞、チューリップ賞、阪神ジュベナイルフィリーズ、フローラＳ＝スイートピーＳといった感じでしょうか。今年の牝馬戦はウオッカとダイワスカーレットが抜けた存在なので、この馬と対戦していることが重要だと思っています。

　下の表はスイートピーＳ、フローラＳ、桜花賞、チューリップ賞、阪神ジュベナイルフィリーズの成績を並べました。着差を基準にして見やすくしてみました。また、ＴＡＲＧＥＴの対戦表もつけました。登録のないイクスキューズを入れてみたので少しは分かりやすいかと。