血統で見る安田記念

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過去18年の勝ち馬の父を見るとニホンピロウイナーとNureyevが2勝ずつであとは全てが違う。これは、NHKマイルカップと同じ(今年キングカメカメハが勝ってKingmambo産駒が2勝)で同一種牡馬が勝てないコースなのかもしれない。言い直せば同一種牡馬が勝てないのではなく、どの種牡馬にもチャンスがあると言うことかもしれない。

父系統ではNorthern Dancer系が5勝2着7回、Nasrullah系が5勝2着3回、Turn-to系が3勝2着5回となっている。Turn-to系が3勝しているがこの中にサンデーサイレンス産駒はいない。サンデーサイレンス産駒の最高着順は2着まで。各距離、各コースで猛威をふるっているサンデーサイレンス産駒でも東京のマイルG1だけは未だ未勝利だ。

母父系統ではNasrullah系が5勝2着3回、Northern Dancer系が3勝2着7回、マイナー系が2勝2着3回となっている。やはりというかNasrullah系とNorthern Dancer系を母父に持つ馬が強いようだね。

今年の安田記念の登録馬を見ると27頭の登録で22頭の種牡馬がいて、既に安田記念を勝っているのがDanehill産駒とトニービン産駒だけ。と言うことは他の20頭の種牡馬のうちどれが勝っても安田記念初勝利になる。それと、ここ10年を見ると○外が6勝2着4回と言うことにも注目しておいたほうがいいかも。

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