朝日杯フューチュリティS考査【ステップレースから考える】

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 有力馬が出走した4つの前走について考えてみた。

 デイリー杯2歳S
































































馬名S タイム 上3F 3F順 ゴール前3F位置 通過順位 PCI
オースミダイドウ 1.34.3 34.6 2 ====◆ 08-06 52.5*
ローレルゲレイロ 1.34.4 34.8 5 ===◆ 04-06 51.2*
マルカハンニバル 1.34.4 34.6 2 =====◆ 09-09 52.8*
クラウンプリンセス 1.34.4 33.7 1 ==============◆ 13-12 60.1*
マイネルソリスト 1.34.5 35.0 6 ==◆ 04-03 50.0*

 11.9-11.3-12.1-12.1-11.9-11.1-12.0-11.9
 3角 : (*10,7)12(5,11,8)13,4(3,9)-2,6,1
 4角 : (*7,12)(10,11,8)(5,4,13)(3,9)2-1=6

 (10)メイショウバルドル、(7)キングスデライトが引っぱる流れは1000m通過が59秒3とややスロー。(4)オースミダイドウは最初は行きたがっていたのもも武豊が押さえると何とか折り合う。そして、直線は追ってジワジワと伸びてゴール前は手綱を押さえる余裕も。(5)ローレルゲレイロは好位内目で流れに乗り、直線はコースロスなく内目を伸びてくる。前半が遅いわりに最後の1Fが11秒9とかかっている事からも坂のある阪神ではこれ以上の伸びは難しいかも。

 京王杯2歳S
































































馬名S タイム 上3F 3F順 ゴール前3F位置 通過順位 PCI
マイネルレーニア 1.22.6 35.5 7 =◆ 02-02 45.8*
マイネルフォーグ 1.22.6 35.3 5 ===◆ 02-04 47.5*
アロマンシェス 1.22.7 34.9 4 ========◆ 07-06 51.2*
ゴールドアグリ 1.23.1 34.8 2 =============◆ 10-10 53.5*
アドマイヤヘッド 1.23.1 34.6 1 ===============◆ 12-12 55.2*

 12.6-11.1-11.4-11.9-11.6-11.4-12.6
 3角 : 3(4,10,11)1,9(2,5,6)-(7,14)(8,12)=13
 4角 : (*3,10)11,4-1(2,5,9,6)-(7,14)(8,12)-13

 Bコース使用も雨の影響と直線は内目の馬場が悪いと言うこともあり4コーナーを回る時には各馬が外へ。1着マイネルレーニア、2着マイネルフォーグは先行して流れに乗り直線は脚を伸ばした。(10)マイネルレーニアは新潟2歳Sで抑えが利かずに逃げたが今回のように控える競馬が出来たのはプラス。(7)ゴールドアグリと(12)アドマイヤヘッドは出遅れて後方から。この日の流れでは致命的な出遅れ。それでも、直線はいい伸びを見せたしあと1Fあったら差しきっていたかもという勢い。ゴールドアグリはスタートが良くないのと道中は動かない方が切れる馬なので展開次第で。アドマイヤヘッドは今回は出遅れたがスタートは悪くない馬。決め手ではゴールドアグリにひけを取らないので本番ではスタートがカギになる。

 東京スポーツ杯2歳S
































































馬名S タイム 上3F 3F順 ゴール前3F位置 通過順位 PCI
フサイチホウオー 1.48.7 34.0 3 ===◆ 03-02-02 63.1*
フライングアップル 1.48.8 33.8 2 ======◆ 05-06-05 64.9*
ドリームジャーニー 1.48.8 33.7 1 =======◆ 05-06-07 65.7*
トーセンクラウン 1.49.2 34.8 8 02-01-01 58.1*
ニシノコンドコソ 1.49.4 34.1 4 =========◆ 11-11-10 64.0*

 13.3-11.3-12.0-12.6-12.6-12.6-11.7-11.3-11.3
 2角 : (*1,3)(4,6)(8,5,7,12)(2,9)(10,11)
 3角 : 3-(1,4)(7,6)(8,12)(2,5,9)(11,10)
 4角 : 3(1,4,6)(7,12)(8,2,9)(11,5,10)

 前半1000m通過が61秒8のスローペース。勝った(4)フサイチホウオーは2番手からの競馬で直線一旦は(8)ドリームジャーニーと(12)フライングアップルに出られたものの追い出すと差し返す根性を見せ、その差はゴールを過ぎても縮まらなかった。(12)フライングアップルは好位外目でスムーズに折り合い、直線では33秒8の猛追。(8)ドリームジャーニーはテンに掛かり気味だったが内枠が幸いして前に馬を置き折り合う。直線は狭い内から33秒7の決め手で際どい3着。上がり2Fは11.3-11.3でまだこの3頭は伸びそうだった。ドリームジャーニーはテンションが上がって掛からなければもっと走りそう。

 百日草特別

 13.0-11.4-11.6-12.5-12.2-12.3-11.8-11.2-11.5
 2角 : 2(4,8)5(1,3,7)-6
 3角 : (*2,8)(3,4,5)(1,7)-6
 4角 : (*2,8)(4,5)(1,3,7)6

 開幕週とはいえ5回東京での一番時計。コースレコードはフサイチリシャールの1分46秒9だが2着メイショウサムソンは1分47秒3。このレース勝ちタイム1分47秒5だからかなり速い。しかも、勝ったアサクサキングスはこのレースが2戦目。スタートは普通だったが外からジワジワと進出し2番手で4コーナーを回ると直線は一気に抜け出した。このレースを見る限り結構強いのではないかと思った。

 現時点ではドリームジャーニー、フライングアップル、アサクサキングス、アドマイヤヘッド、オースミダイドウの5頭が有力で、この中から軸馬を選ぶと思う。

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