【G2】中山記念考査

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 中山記念が行われる芝1800mはスタート地点がスタンド前でスタートから1コーナーまでが約200mと短く、2コーナー過ぎまでが上り坂。隊列が決まるとそのまま流れることが多い。開幕週ということもあり内枠が有利。先行差し馬が有利、逃げ馬も過去10年で4頭が連対。過去10年で良馬場で行われたのは4回。2011年は1分46秒0と早い時計の決着だったが、その他の3回は1分47秒2、3という時計の決着。勝ち馬の上がり3Fは平均で36秒2と道悪競馬が含まれているのでややかかりぎみ。良馬場の4回に絞ってみると平均は35秒78と時計はかかっている。1着馬の上がり3F平均は35秒45、良馬場限定になると35秒03とはやり時計はかかる。上がり3Fがすべて11秒台だったのは2011年の1回だけだった。



 ドゥラメンテはダービーを勝ったあとに骨折が判明して秋は休養になった。皐月賞は前半59秒2、後半59秒0の早い流れを後方からの競馬で3コーナー、4コーナーでコーナー順位を上げ、最後は33秒9の上がりで2着馬リアルスティールを差しきった。レースリプレイを何度見ても凄い脚を使う馬だと感心させられた。ダービーは中団の位置取りから33秒9の上がりで2着馬サトノラーゼンにコンマ2秒差をつける完勝。持ち時計も2歳時に東京1800mで1分46秒9がある。骨折開けだが2冠馬が出てくる以上は標準以上の仕上げで来るはず。サンデーレーシングの大将格がここらで負けるわけにはいかないだろう。



 勝利から1年も遠ざかっているリアルスティールだが、能力ではドゥラメンテに引けをとらない。詰めの甘さがあるので勝ち味に遅いタイプだがレースでは堅実。持ち時計は共同通信杯でドゥラメンテを破った時の1分47秒1がある。先行力はあるので乗り方ひとつで逆転の可能性はある。



 詰めの甘さといえばこちらの1年以上勝利から遠ざかっているイスラボニータ。毎日王冠、天皇賞秋、マイルCSをすべて3着。前に行っても後ろから行っても力を出し切って上位に来る。持ち時計は東京スポーツ杯の1分45秒9のレコード。昨年の中山記念は休み明けで5着。昨年と同じようなローテーションで来ているので昨年のようなことはないと思う。不振の社台ファームなので仕上げには抜かりはないと思う。



 ロゴタイプは昨年2着、一昨年3着と好走。中山コースでは7回走って掲示板を外したことはないように相性はいい。トリッキーなコースが多い中山競馬場を得意とする馬は同じレースで好走するケースが多いので要注意。持ち時計は同コースで1分47秒8、東京で1分45秒6がある。



 フルーキーは昨年の暮に初重賞制覇。中山金杯ではトップハンディで前残りのレースを中団から差してきて3着。前にも行けるし、後方からでも大丈夫。アンビシャスはコンマ2秒差の天皇賞5着。共同通信杯ではドゥラメンテからコンマ3秒差の3着。今回は逆転があるか。




中山記念の登録馬






中山記念 過去10年 1~3着馬の血統データ






中山記念 過去10年 1~3着馬の前走データ






中山記念 過去10年 タイム分析





Output by TARGET frontier JV

コメント

タイトルとURLをコピーしました