菊花賞考査「血統傾向を探る」

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 菊花賞は血統がものを言うレース。3000mを走りきるにはスタミナが不可欠で、スタミナをロスしないための折り合いも大事。TARGETで集計できる過去28年のデータから種牡馬成績を見るとサンデーサイレンス系9勝、ロベルト系4勝、グレイソブリン系4勝、ハンプトン系3勝、ノーザンダンサー系3勝、ヘロド系2勝、ネイティブダンサー系1勝、セントサイモン系1勝、その他1勝となっている。サンデーサイレンス系の内訳はサンデーサイレンス産駒4勝、ダンスインザダーク産駒3勝、ステイゴールド産駒2勝となっている。母父サンデーサイレンス系も優秀で4頭の勝ち馬を出している。これは、ノーザンダンサー系8頭、グレイソブリン系5頭に次ぐ3番目にいい成績。特に近年8年で4頭だから最近の傾向からは母父サンデーサイレンス系は要注意。



 ハーツクライ産駒 ワンアンドオンリー

 過去4頭の出走馬がいてウインバリアシオンの2着が最高。いずれも後方からの競馬を得意としていた。ハーツクライは菊花賞7着、天皇賞春5着と結果は出ていない。しかし、ウインバリアシオンは菊花賞2着、天皇賞春3着、2着と好走。ワンアンドオンリーがハーツクライ産駒初の長距離GⅠになるか。



 キングカメハメハ産駒 トゥザワールド、タガノグランパ

 過去4頭の出走馬がいてローズキングダムの2着が最高。キングマンボ系ではエルコンドルパサー産駒のソングオブウインドが勝っている。いずれも母父サンデーサイレンス系だった。トゥザワールドとタガノグランパも母父サンデーサイレンス系なので血統的には問題ない。



 ディープインパクト産駒 トーセンスターダム、ワールドインパクト、サトノアラジン

 過去13頭の出走馬がいてサトノノブレスの2着が最高で、他にトーセンラーの3着があるぐらい。菊花賞では何故か1人気に推されたことがない。ディープインパクトは1人気でぶっちぎりで勝ったがこれは能力が違ったということで産駒にその能力が伝わっていない。ディープインパクト産駒の2頭に共通するのはトライアルレースで権利を取っていること。そう考えると今年の3頭は厳しいかも。



 ネオユニヴァース産駒 サウンズオブアース、ヴォルシェーブ

 過去4頭の出走馬がいてユニバーサルバンクの9着が最高。ネオユニヴァース自身は菊花賞3着の実績がある。鈍足血統なので時計が掛かる展開なら面白いかも。



 スペシャルウィーク産駒 トーホウジャッカル

 過去4頭の出走馬がいてフローテーションの2着が最高。フローテーションは母父リアルシヤダイで血統的にはスタミナがあった。



 シンボリクリスエス産駒 ショウナンラグーン

 過去6頭の出走馬がいて昨年エピファネイアが勝った。エピファネイアは中距離での実績があった。ショウナンラグーンは2400mの青葉賞の勝ち馬でダービーでも6着と好走。母父マンハッタンカフェに実績がないのが不安。

 





菊花賞出走馬の血統一覧






菊花賞 過去28年の勝ち馬 血統一覧






菊花賞 過去28年の種牡馬成績





Output by TARGET frontier JV

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