3歳牝馬の頂点を決める優駿牝馬(オークス)の枠順が決まりましたね。真ん中の枠がいいと言っていたルメール騎乗のソウルスターリングは1枠2番、桜花賞馬のレーヌミノルは7枠13番、その隣の14番に桜花賞2着のリスグラシュー、16番にアドマイヤミヤビが入りました。オークスが18頭立で行われるようになったのが1992年からなので過去25年で集計してみると、勝ち馬が出ていない馬番は1、8、11、12だけでした。もっとも勝ち馬を出しているのが3番の4勝でした。
東京芝2400mはスタートがスタンド前で1コーナーまでが約350mあります。1コーナーまでの距離はありますが、各騎手がポジションを取りに行くので2ハロン目の平均は11秒08と全ラップの中で一番早いです。過去10年に絞ってみると10秒89と11秒を切っています。その後は12秒台に落ち着きますがスタート後の400mのポジション取りの攻防が激しいのでここで思い通りのポジションを取れないと最後の最後で泣くことになるのでしょうね。
さて、今年のオークスで展開の鍵を握る逃げ馬はどの馬なのか。出走馬の中で逃げたことがあるのはレーヌミノルだけです。レーヌミノルは距離に不安があるので行くことはないと思います。となれば誰が行くのか?これまでのレースを見ると15番のヤマカツグレースか大外のマナローラか。外枠の馬は控える競馬になると外々を回されるので、思い切って逃げる可能性があると思う。どちらが行くにせよ、ベテラン騎手なのでペース配分は絶妙だと思う。良馬場が前提ですが、前半は61秒前後、後半は60秒前半でまとめるようだと前に行った馬が残る可能性があると思う。
オークスの出馬表
オークス 過去25年の馬番別成績
オークス 過去25年のラップタイム
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