ジャパンカップ考査【ＴＡＲＧＥＴ指数とプレレーティング】

　ジャパンカップもジャパンカップダートと同様にTARGET frontier JVの補正値とJRAから発表されたプレレーティングを表にまとめてみた。この秋のＧ１の成績についてはジャパンカップダートでふれているのでここでは割愛させていただきます。まずは気になるプレレーティングの上位３頭ですが、１位アドマイヤムーン、２位メイショウサムソン、３位ドリームパスポート。この３頭に共通するのは同じ４歳馬ということ。天皇賞春はメイショウサムソン、宝塚記念はアドマイヤムーン、天皇賞秋はメイショウサムソンとこの２頭で古馬中距離レースは３勝を挙げている。ドリームパスポートは骨折で出走出来なかったが、もし出走していればどれかひとつは勝っていたかもしれない。と言うのもドリームパスポートは菊花賞、ジャパンカップ、有馬記念の３レースでメイショウサムソンに先着。直接対決は５勝３敗でドリームパスポートの先着数が多い。今回は骨折明けだが、プレレーティングが示すとおり力量的には差はないと思っている。ディラントーマス（ＲＴ１２８）が出走出来なくなった今回はこの３頭のうちから勝ち馬が出ると思う。



　ＴＡＲＧＥＴ指数を見てみると１位はドリームパスポートの９８、２位はポップロックの９６、３位はコスモバルクとメイショウサムソンの９５。メイショウサムソン以外は昨年の指数なので評価としてはメイショウサムソンが最上位で良いと思う。



　外国馬はディラントーマスが出走しないので興味は半減。プレレーティング順でいうとサデックス、ペイパルブル、ハリカナサス、アルティストロワイヤルの順。この中では今年、春から夏にかけて重賞３連勝でＧ１を制したドイツ馬サデックスでしょう。前走の凱旋門賞ではディラントーマスから１秒差の６着。この結果をどう見るかですが、僕はあまり気にしなくていいと思っている。この馬は２４００ｍで６戦して３勝しているように距離適性があると思っている。父がSadler’s
Wellsなので日本の馬場に対応できるかが気になるけどね。



　【参考】

　JRA　レーティング＆ランキング

　ジャパンカップ（ＧＩ）　外国馬プロフィール　サデックス

出馬表・東京10R ジャパンカップ　G1

Output by TARGET frontier JV