秋華賞考査【ローテンションで狙える馬は】

　秋華賞の過去１２年の成績をＴＡＲＧＥＴで集計してを連対馬の前走、前々走成績を出してみました。これを見ると前走ローズＳ出走馬が圧倒的に強くて、それ以外では休み明けの馬は前２走でＧ１連対（カワカミプリンセス、アサヒライジング、テイエムオーシャン、ファビラスラフイン）している実力馬が４頭と多い。前走条件戦から連対しているのはティコティコタックとエリモシックで２頭とも上位人気で勝ってきている。メジロドーベルは牡馬相手に勝っているのだから例外で今年は該当馬はなし。



　今回の出走馬を過去のローテーションから当てはめてみると



【前走ローズＳ５着以内】

マイネレーツェル、ムードインディゴ、レジネッタ、オディール、メイショウベルーガ



【休み明けで前２走でＧ１連対】

該当馬なし



【前走条件戦で上位人気で１着】

該当馬なし



　上記の中から軸を選ぶとしたらローズＳを１人気で３着だったレジネッタぐらいか。これまでにローズＳを人気薄（５人気以下）で連対した馬は６頭いるが秋華賞ではヤマカツリリーの３着が最高着順。ということはローズＳを７人気で勝ったマイネレーツェルと９人気で２着に入ったムードインディゴは危ない。ローズＳ４着のオディール、５着のメイショウベルーガも過去の例からすると危ない。では、他のローテーションで狙える馬はというとヤマニンシュクルと同じで古馬混合のクイーンＳをコンマ４秒差で５着に入ったエフティマイア、それとクロックワークと同じように関東のトライアルを使われて上位入選したレッドアゲートぐらいだろうか。



　今年は例年の傾向にない馬が多いのでどの馬にもチャンスがあると思うけど、結局はローズＳの上位組で決まるような気がしている。

秋華賞出走馬の前走と前々走

Output by TARGET frontier JV