天皇賞秋考査【メイショウサムソンは天皇賞春、秋連覇なるか】

　天皇賞春と秋を連覇した馬は過去２０年に４頭いる。テイエムオペラオー（２０００年春→秋→２００１年春）、タマモクロス（１９８８年春→秋）、スペシャルウィーク（１９９９年春→秋）、スーパークリーク（１９８９年秋→春）。この中ではスーパークリークだけが天皇賞秋を制してから天皇賞春を制している。どちらにしろ、３２００ｍと２０００ｍの天皇賞を制するような馬は能力が抜けている。タマモクロスを除けば３歳時から活躍していてテイエムオペラオーは皐月賞１着、ダービー３着、菊花賞２着と３冠レースに出走して全て３着以内という好成績。スペシャルウィークも皐月賞３着、ダービー１着、菊花賞２着と３冠レースで好走。スーパークリークは春は不出走だったが菊花賞を勝っている。参考までに天皇賞春秋と出走して連覇こそ出来なかったが好走しているゼンノロブロイはダービー２着、菊花賞４着だった。



　では、メイショウサムソンはというと皐月賞１着、ダービー１着、菊花賞４着と３歳時の成績は先に挙げた馬たちと比べて遜色ない成績を挙げている。ただ、凱旋門賞に向けての調整と馬インフルエンザの影響だけはなんとも言えない。これが、国内に専念して京都大賞典を使っていれば自信を持って本命にしたと思う。



　果たしてメイショウサムソンは天皇賞春と秋の連覇ができるだろうか。

馬:テイエムオペラオー

馬:タマモクロス　　　

馬:スペシャルウィーク

馬:スーパークリーク　

馬:ゼンノロブロイ　　

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