スプリンターズＳの枠順決定　過去の馬番別成績と連対馬の馬番と脚質

　スプリンターズＳの枠順が決定しましたね。過去１８年の成績から馬番別の成績を出してみました。これをみると成績がいいのは４枠８番の４勝２着２回でその時の勝ち馬はニシノフラワー（差し）、ヒシアケボノ（差し）、トロットスター（追込）、ビリーヴ（先行）でした。今年はウエスタンビーナスが８番に入ったが行ければしぶとい馬だけにテンにどれだけ急がないでハナに立てるかでしょうね。



　２番目の成績がいいのは２枠４番と６枠１２番の２勝２着２回で今年の２枠４番は期待の新人・三浦皇成騎乗のプレミアムボックス、６枠１２番は８歳馬にしてキーンランドカップをレコード勝ちしたタニノマティーニ。どちらも話題性があるだけに連対したら面白いでしょうね。



　競馬道オンラインの予想オッズを見ると１人気はスリープレスナイトですが７枠１４番は０勝、２人気キンシャサノキセキの８枠１５番は１勝、３人気スズカフェニックスの６枠１１番は１勝２着回、４人気ファイングレインの１枠２番は０勝２着２回、５人気カノヤザクラの４枠７番は１勝２着１回でした。



　中山芝１２００ｍの枠番の有利・不利は逃げ馬だったら内枠、先行馬だったら真ん中よりも外、差し馬だったら真ん中よりも外、追い込み馬はどこでも同じだと思うけどロスのない競馬が出来る内枠がいいと思う。今回の枠順をみて、逃げたいのはウエスタンビーナスだろうけど、ビービーガルダンの方が速いと思う。ただ、ウエスタンビーナスの郷原洋司は結構ガンバリ屋なのでどこで引くかでしょうね。先行脚質のスリープレスナイトはビービーガルダンの出方を見て進めることが出来るし、外から被せられる事がないのでレースはしやすいでしょうね。ただ、内の馬がガンバリ過ぎるとコーナーで外を回される可能性はある。キンシャサノキセキはスリープレスナイトの後ろに付ければいいのでレースはしやすい。でも、外を回される可能性があるのでどこかで内に潜り込みたいでしょうね。ファイングレインは内枠なのでロスの無い競馬が出来るけど前が開くかでしょうね。ペースが遅いと団子になるので鞍上の手腕に掛かってくる。スズカフェニックスは後ろからだけど、スタートの練習をやっているようなのでいいスタートを切るとキンシャサノキセキの後ろ辺りに付ける可能性はある。鞍上が横山典弘なのでちょっと怖いね。



　下のデータですが、いつものＴＸＧ（ＴＡＲＧＥＴ指数のＺＩ値と補正タイム）にスプリンターズＳの枠順別成績と過去１８年の連対馬の枠順、人気、脚質を出してみました。

脚質：補正タイムの最高値を出したときの脚質です