【G1】安田記念考査 モーリスとリアルスティール

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 今年の安田記念は香港マイル、チャンピオンズマイルなど現在マイルG1レース4連勝中のモーリスとドバイターフを制したリアルスティールの激突が楽しみだ。格から言えば世界ランキング3位のモーリスが断然だが、世代最強のドゥラメンテや天皇賞馬キタサンブラックと接戦を演じてきたリアルスティールがどこまでやれるか楽しみが多い。



 モーリスの強さは競馬場が替わっても鞍上が替わっても結果を出してくる。今回も鞍上は初騎乗となるT・ベリー騎手だが、そこは問題ないだろう。問題があるとすれば検疫の関係で東京競馬場での調整がどうなのかだが、環境の変化にも対応できる馬だと思っているので大丈夫かと。重箱の隅をつつくなあら探しはやめてこの馬の走りを楽しんだほうがいいかも。



 リアルスティールはドバイ帰りで臨戦過程にも余裕がある。過去にドバイ帰りの馬はどうだったかというと2014年は世界最強馬のジャスタウェイがドバイデューティフリーを大差で快勝し、返す刀で安田記念も制した。また、2007年のダイワメジャーもドバイデューティフリーに出走しこちらは3着だったが安田記念を勝っている。異国の地でも能力を発揮し好成績を収めることが出来た馬はやはり強いのだろう。これまでのレースでは詰めの甘さを残しているが、ドバイで勝利したことで馬が覚醒した感はある。直線での伸びをみるとギアがもう一段上がったようにも見えるし、菊花賞2着が示すようにスタミナはあるから初のマイル戦でも厳しい競馬に対応できると思っている。あとは、福永祐一が上手にエスコートするだけ。



 登録馬を見ると何が何でも逃げたい馬はいない。となれば平均ペースかそれよりも遅いか。決めて勝負になるとモーリスに分があるが、早め先頭で押し切るような競馬ができればリアルスティールにもチャンスがある。香港のコンテントメントは2番手から抜け出すような競馬をするのが理想だからこれに対して各馬がどう対応するかだ。


 

安田記念の登録馬






モーリスの戦歴






リアルスティールの戦歴






安田記念 過去30年の勝ち馬





Output by TARGET frontier JV

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