ジャパンカップ回顧 勝利にどん欲な岩田とど根性娘ジェンティルが競り勝つ

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 ジャパンカップの直線の攻防は凄かった。3歳牝馬のジェンティルドンナが5冠馬のオルフェーヴルを弾くシーンに岩田の根性を見たね。審議は被害者オルフェーブル、加害者ジェントルドンナという感じになったが、その場面を作り出したのは池添謙一だったと思う。何度もレースリプレイを見たが、オルフェーブルは4コーナーを回ったあとに内へ内へを入っていった。真っ直ぐ走っていれば不利を受けずにすんだものを修正をせずに内に入れたのは池添謙一。直線でジェントルドンナが内から伸びてきたときオルフェーヴルは内に切れ込もうとしていたので池添は必死に手綱引いて外に外にと修正を試みたが、逆に内から競り掛けるジェントルドンナに寄っていった。岩田康誠は前にいるビートブラックを交わすためには外に出すしかなく、オルフェーブルと接触してしまったがオルフェーブルも内に入って行ったから派手にぶつかり、しかも外に弾かれてしまった。



 3歳牝馬が派手に接触して尚且つ伸びているのだからジェントルドンナの根性を褒めてあげたい。接触した後はオルフェーブルと池添がジェントルドンナを内に押さえ込むような形になり岩田が左ムチを連打しなければラチに接触したかもしれなかった。直線で池添が早めに左ムチで修正を試みたらどうだったか。結局、最後まで池添はムチを使わずに負けてしまった。何故、ムチを使わなかったのか、それとも使えなかったのか。



 2頭のマッチレースは見応えがあり、この2頭が抜けた存在になった。岩田は積極的になレース運びで勝ち、池添は王道の競馬で負けた。どう見てもオルフェーブルの方が強い競馬をしているがそれでも勝てない事があるのが競馬。競馬って難しいね。あ 





ジャパンカップの結果






勝者の弁


ジェンティルドンナ 岩田騎手 オルフェーヴルとの叩き合いを制したのは大したもの。直線で自分の取ったコース取りが微妙で、心配させてしまったのが心残りですが、初めて本気のジェンティルドンナの走りを見せられて良かったです。昨日、今日の馬場を見て内にこだわったし、53Kgを生かす競馬をしようと思っていました。道中は4角までは完璧に乗れたし、オークスを勝った左回りの東京は合っていますね。





敗者の弁


オルフェーヴル 池添騎手 道中は少し行きかけたんですが、馬の後ろで我慢させて走らせました。見ての通り、最後に不利があり、バランスを崩して、手前を替えたりもしました。あの着差でしたから本当に残念です。遠征帰りでも馬は頑張ってくれたんですが、正直あの判定についてはどうかと思います。



ルーラーシップ C.ウィリアムズ騎手 ゲートだけです。中で座り込んでしまったのが失敗でした。位置取り自体は悪くなかったし、外に出すタイミングも良かったと思います。ゲートさえ良ければ、という感じですね。奇数番で先入れになってしまったのも良くなかったです。有馬記念でも乗せてもらえたら逆転したいですね。



ダークシャドウ M.デムーロ騎手 実戦で乗るのは初めてでしたが、素晴らしい馬でした。スローペースだったので、もう少し前に行きたかったんですが、1角で他馬に前をカットされて思ったポジションが取れませんでした。長くいい脚を使えると聞いていたんですが、スローペースだったのと自分の位置取りが悪かった分、仕掛け遅れてしまいました。2400mの距離はまったく問題ありませんが、もう少し速いペースになってくれないと厳しいですね。



フェノーメノ 蛯名騎手 前半に内外から寄られてエキサイトしてしまったのがもったいなかった。それに結果的には2番手を取りに行っても良かったかも知れないね。でも、まだ3歳だし、これから伸びる余地がある馬。まだまだこれからだよ。





ジャパンカップ パトロールビデオ




ジャパンカップのパトロールビデオ

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