快挙!ヴィクトワールピサがドバイワールドカップを制す

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日本時間の26日深夜に行われたドバイワールドカップ。日本からは有馬記念1着馬のヴィクトワールピサ、2着のブエナビスタ、ジャパンカップダートとフェブラリーSの2つのG1を勝ったダート王トランセンドの3頭が出走。日本が誇る最強の布陣で挑んだ今回のドバイワールドカップ。次の日が仕事と言うこともありリアルタイムで見ることが出来なかったが、早起きしてネットで結果を調べるとヴィクトワールピサが勝ち、しかも2着はトランセンドと言うことではないか。こうなると早くレース映像を見たくなるが、検索しても出てこない。しかし、Twitterのタイムラインに動画のリンクを見つけたので早速再生。

レースは藤田伸二が気合いを入れてハナを叩いた。ブエナビスタは好発も控え、ヴィクトワールピサは出遅れて最後方。これで、どうやってヴィクトワールピサが勝ったのか?スタートこそ勢いよく飛び出したトランセンドだったが、中盤でペースダウン。主導権を握ってペースを落とすのは日本でもおなじみ。このペースダウンに惑わされなかったのがデムーロ。後方にいたのが良かったのかもしれないが、馬のリズムを崩さずに外目を上がって先頭集団に。コーナーの入口ではトランセンドと並ぶ位置だからコースロスはそれほど無い。藤田もデムーロ来たことでペースアップを余儀なくされ、ちょっと早いかなと思ったけどここからの粘り腰がトランセンドの強み。直線はトランセンドとヴィクトワールピサの叩き合いという夢のようなシーン。最後はヴィクトワールピサが半馬身抜け出してゴール。残念なのはブエナビスタ。どこからでも競馬が出来る馬なのに後方に控えたまま。直線は伸びているが、さすがにこのクラスとなると他馬もいい脚を使うから差しきるまでは行かない。もう少し前で競馬をしていればと思ったが、これも競馬ですからね。鞍上がスミヨンだったら・・・、思っても仕方がないか。

日本馬に騎乗した3人の騎手は腕に喪章を付けていたという。レース後のデムーロのコメントは「レース前は日本のために祈っていた。日本を愛してます。アリガトウ」。また、角居調教師は「あきらめないでやってきました。だから被災地のみなさんも、あきらめないで欲しい。今回は日本のためにもがんばりたかったんです。あまり競馬では泣かないんですけど、泣けましたね」。凄いレース後にこれらのコメントを読んで僕も泣いてしまった。海外で日本馬が活躍する姿を見るのはほんと楽しい。大きなリスクを背負いながら果敢に海外に挑戦する競馬関係者にはお礼を言いたいですね。「本当におめでとうございます。貴方たちのおかげで勇気をもらいました。ありがとうございました。」

 

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