重賞回顧「やっぱり夏は牝馬で

　札幌記念も新潟２歳Ｓも牝馬が勝った。牝馬が強いと書いた小倉２歳Ｓだけが牡馬が勝った。何とも皮肉な結果です。札幌記念は１０００ｍ通過が６０秒７で、後半が５９秒４。ラスト３Ｆが３４秒１では後ろからの馬は３３秒台を繰り出さないと勝てないのだから厳しい展開。気まぐれパンドラは人気がないときに走るんだよね。それにしても条件馬のアグネスアークが首差の２着とは驚いた。素質があるのは分かっていたけど大きく馬体重が減っていたからね。もしかしたらこのぐらいの体重の方が切れるのかもしれない。サクラメガワンダーは札幌の馬場で３３秒台の脚を使えたのは立派だけど展開が向かなかったな。もう少し早ければ・・・・。

成績・2007年1札8/9R 札幌記念

LAP　12.7-10.9-11.9-12.7-12.5-12.5-12.1-11.7-11.4-11.7

通過　35.5-48.2-60.7-73.2　　上り　71.9-59.4-46.9-34.8　　平均　1F:12.01 / 3F:36.03

　本命に推したタケミカヅチはスタートが良すぎて掛かってしまった。そして、直線で追われると右に左にフラフラと。素質はあるけど馬体がついて行けない感じですね。勝ったエフティマイアはこれで３連勝。新潟で勝っているようにこのコースは合っている。それと、ペースが遅かったのも良かったな。フジキセキ産駒はオールマイティなので距離が伸びてもいいんでしょうね。

成績・2007年3新8/11R 新潟２歳Ｓ

LAP　12.8-10.7-12.1-12.3-12.1-11.5-10.6-12.0

通過　35.6-47.9-60.0-71.5　　上り　70.6-58.5-46.2-34.1　　平均　1F:11.76 / 3F:35.29

　前半３３秒５は今の馬場を考えたらハイペース。それを３番手で追走したマルブツイースターが直線もしぶとく伸びて２着ミリオンウェーブにコンマ３秒をつけての完勝。上がりはかかっているが馬場が全体的に悪くなっているようで追い込んでくる馬の切れ味ももう一つだった。本命に推したマイネレーツェルはスタートが悪くて後方。直線でも前が壁になって追い出すのが遅れたけどよく伸びて３着。小さい馬なのに馬体重がマイナスだったのは誤算だったかな。

成績・2007年3小8/10R 小倉２歳Ｓ

LAP　11.8-10.4-11.3-11.6-11.5-12.7

通過　33.5-45.1-56.6-69.3　　上り　69.3-57.5-47.1-35.8　　平均　1F:11.55 / 3F:34.65

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