日本ダービー回顧「エイシンフラッシュが決めて勝負を制す」

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 今日は競馬場で観戦していましたが、予想は2着抜けで残念な結果に。ローズキングダムはザ石のアクシデントがあったのでそのニュースを知って外してしまった。入れ替えたゲシュタルトは頑張ってくれたが馬券にはならなかった。



 レースは予想通りにアリゼオが先手を取ったが1000m通過後のガクッとペースを落とす。こうなると各馬が詰まって押さえ気味で馬群が固まってしまった。レースが動いたのは直線に向いてからで、こうなると決めて勝負。どの馬も脚が残っているので前が止まらないから後ろの馬は馬群を裁くのに苦労。勝ったエイシンフラッシュは中段からの競馬だったが、各馬が追い出しても鞍上の内田は追い出さず、隙間を見つけた瞬間に追い出して一気に抜け出してきた。しかも、馬場のいいギリギリのところを取ってきたのだから上手い騎乗だった。



 ローズキングダムの後藤は文句なしの騎乗だったが一瞬でも我慢できていれば勝っていたかもと思った。まあ、ダービーですから我慢するというのは無理なこと。上がり32秒9で負けたのだから仕方がないだろう。3着のヴィクトワールピサは追い出す時はエイシンフラッシュを同じような位置だったがこっちは馬場の内目。あの場所は伸びきれない場所だった。しかも、エンジンが掛かるまでに時間が掛かって。位置取りもコスモファントムが下がってきたので一緒に下がるしかなく、ちぐはぐな競馬になってしまった。



 もう一頭の人気がペルーサはスタートで出遅れて万事休す。しかも、このペースだからどうしようもない。横山典弘も動くしかないと思い3コーナーからまくり気味に上がったが、あそこで脚を使うと最後の3ハロンではジリジリとしか脚を使えない。出遅れがすべてだった。この馬は長くいい脚を使えるが、それを生かすことが出来なかった。



 各馬の上がり3Fを見ると11頭が34秒を切っている。上位2頭は33秒を切っているから究極の上がりの競馬になってしまったね。アリゼオの鞍上ウィリアズは山形ラップを刻むのが得意なのでこういう形になってしまったんだろうな。先行馬もこのペースならチャンスありと見れば早仕掛けはしないからね。競馬はなかなか思った通りの流れにならないね。







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