秋華賞の回顧「ダイワスカーレットが牝馬２冠を制す」

　安藤勝己騎手の騎乗は完璧ではないかな。スタートしてしばらくは掛かり気味だったがヒシアスペンの後ろに入れると折り合った。１０００ｍ通過が５９秒２だったのでちょっと速いかと思ったけど、終わってみればちょうど良いペースだったんですね。４コーナー過ぎに先頭に並んだのには驚いたけど、あそこで動かなかったら後続にどっと来られてしまうからあの判断は大正解でしたね。ラップをみると分かると思うけど残り８００ｍから徐々にペースアップしている。ダイワスカーレットは持ったままでペースアップだけど、後続はそれ以上の脚を使わなければいけないので大変。残り２００ｍでレインダンスとウオッカが来ていたけど最後まで脚が止まっていなかった。早めに動いたことで後続にも脚を使わせたのが最後の最後で生きてきたのかな。



　ベッラレイアの武豊は末脚を目一杯使う騎乗で上がり３Ｆ３２秒８で上がって来たけどこれが精一杯。見た目は派手に追い込んで来ているけど、クラスが上がると厳しいな。ウオッカはちょっと位置取りが後ろ過ぎ。東京のように直線だけの競馬が出来なかった。終いは伸びているけど前半の位置取りが致命的でした。レインダンスの幸四郎は上手く乗ったローズＳで福永祐一が同じように乗っていたけどダンスインザダーク産駒でスタミナと長くいい脚を使う武器を十分に発揮したな。



　久々にＧ１が当たりましたよ。馬券はダイワスカーレットの単勝を少しだけでしたが気分は良いですね。

2007年10月14日(日)　4回京都5日　天候 : 晴 　馬場状態 : 良

【11Ｒ】　第12回秋華賞

３歳・オープン・Ｇ１(馬齢)　(牝)(混)(指定)　芝 2000m　18頭立

LAP　12.3-10.4-11.5-12.2-12.8-13.6-12.4-11.3-11.1-11.5

通過　34.2-46.4-59.2-72.8　　上り　72.7-59.9-46.3-33.9　　平均　1F:11.91 / 3F:35.73

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