ファンタジーＳはアストンマーチャンの独壇場でしたね。スタート良く好位に付けると抑えたままで追走。逃げたアドマイヤプルートが直線に入っても渋太く粘るのを掛かり気味に先行したイクスキューズが捕まえに行った所を持ったままのアストンマーチャンが差しきってしまった。従来のコースレコードはシーズプリンセスが持つ１分２１秒２だったが、これをコンマ９秒も短縮してしまった。２着のイクスキューズでさえコースレコードを更新しているのだからこの２頭は強い。
特にアストンマーチャンは前半を４６秒７で行って上がり３Ｆが３３秒６でまとめている。この上がり３３秒６というのはファンタジーＳが行われるようになって１０年でもっとも速い上がりタイムだった。もちろん、ハギノルチェーレの３３秒５が最速なのだがこの馬の場合は後方から行っての上がりだからね。アストンマーチャンはスピードだけでなく終いもシッカリしているので今後は間違いなく主役級だね。
タイム分析・レース一覧 【ファンタジーＳ 芝1400m外】 日付 状 頭 1着ﾀｲﾑ 上り １着入線馬名 前3F 後3F 前5F 後5F 最3F ------------------------------------------------------------------------ 961102 良 10 1.21.2 34.7 シーズプリンセス 34.6 35.0 57.7 58.1 34.7 971101 良 12 1.21.2 34.0 ロンドンブリッジ 35.1 34.3 58.4 57.6 33.7 981107 良 12 1.21.7 34.8 プリモディーネ 34.3 35.8 58.2 58.7 34.8 991106 良 16 1.22.1 35.4 $テネシーガール 34.8 35.4 58.6 58.8 35.1 001105 良 16 1.21.3 35.0 タシロスプリング 34.3 35.5 57.5 58.3 34.3 011104 良 16 1.22.6 35.4 キタサンヒボタン 34.5 36.6 58.3 59.5 35.2 021103 良 12 1.22.2 34.5 ピースオブワールド 35.1 35.5 58.6 58.6 33.8 031109 良 12 1.22.6 34.0 スイープトウショウ 35.6 35.1 59.1 58.9 34.0 041107 良 13 1.21.6 34.3 ラインクラフト 35.5 34.6 58.5 57.9 34.2 051106 良 15 1.21.4 34.1 アルーリングボイス 34.7 35.0 57.9 58.4 34.1 061105 良 14 1.20.3 33.6 アストンマーチャン 34.9 34.3 57.2 56.8 33.5 ------------------------------------------------------------------------
アルゼンチン共和国杯は武士沢がトウショウナイトとのコンビで初重賞制覇。先行して早めに抜け出しアイポッパーを抑えきったのは、馬の力を信じた騎乗だった。ちょっとでも不安があったらアイポッパーに差しきられていたかしれない。それぐらいに今日の横山典弘は乗れていたからね。「武士沢君、初重賞制覇おめでとう！」
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