先行馬が揃った今年のジャパンカップダート。どの馬が逃げてもおかしくないが、大外のトランセンドがハナを主張してそのまま逃げ切った。「逃げるが勝ち」を地でいったレースでしたね。トランセンドにとっては大外枠は不利。この不利な枠なので中途半端なレースはしたくないと思うのが藤田伸二の考えだろう。だから、思い切った競馬をすることになった。
スタートの良かったエスポワールシチーの佐藤哲三もトウショウフリークの池添謙一も他馬の動向を気にするあまり、外から一気に行ったトランセンドを簡単に行かせてしまった。このクラスとしては遅いペースで逃げたトランセンドにとっては楽な競馬。後続に脚を使わせる為にロングスパートをして、まんまと逃げ切り勝ち。並んだらしぶとい馬なので藤田伸二も直線半場で勝ちを確信したでしょうね。
ジャパンカップダートの成績
ジャパンカップダート 過去12年の勝ち馬
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