スプリングSの回顧「アリゼオの絶妙な逃げ」

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 スプリングSは横山典弘が絶妙なペースで逃げましたね。中山芝1800mは1コーナーまでの距離が短い。ここで先手を取って2コーナーまで上りでペースダウン。向正面は下りなのでここはゆっくりと進み、3コーナーから4コーナーにかけてペースアップ。残り4ハロン目からのラップ見ると[12.4-12.1-11.5-12.0]というようにペースアップしている。前がペースアップしているので後続はそれ以上の速い脚を使わないといけない。しかも、ラストが12秒0ですから差し馬とってはかなり厳しいレースになってしまった。スタートの悪かったアリゼオを逃げという作戦に出たのは横山典弘ならではの大胆な騎乗。逃げて有利な展開に持ち込んだということもあるけど、それに対応したアリゼオも能力がある。ただ、今回は自分の競馬をしてのことなので皐月賞で同じ競馬ができるかといったら難しいのではないかと思う。



 ゲシュタルトは先行して直線もよく伸びている。マイル戦よりもいい競馬をしているのでこのぐらいの距離のほうがいいのかもしれない。きついペースアップに対応しているし、これまでもいい脚を使っているから皐月賞ではダークホース的存在かも。ローズキングダムは久々ということもあるけど小牧が大事に乗りすぎたね。あれだけいいスタート切ったのだから先行してもよかった。抑えたから位置取りが悪くなってしまった。ただ、馬ごみは平気だし狭いところでも突っ込んでくる根性もある。追っていい馬なので皐月賞では楽しみ。サンライズプリンスは心配したとおり鞍上が消極的だった。終いはいい脚を使っているだけに前に行っていたら勝ち負けできたと思う。

スプリングSの結果

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