朝日杯フューチュリティＳ回顧　軽く飛びましたドリームジャーニー

　って同期の豊君に向こうを張って言ってしまった蛯名君。たしかに上位６頭のうち後方から来たのはドリームジャーニーだけ。前半１０００ｍ５８秒９で後半１０００ｍ５９秒５の上がりが掛かる展開。良馬場発表も昨日の雨で水分を含んで力がいる馬場。直線で逃げるオースミダイドウを捕まえたローレルゲレイロの完勝レースを、出遅れてしかも大外一気で差しきったのだからドリームジャーニーが軽く飛んだと言ってしまっても許してあげよう。前走が掛かり気味で直線伸びて止まったのをみて評価を下げたが、スーパー競馬で井崎氏が「東スポ杯ではフライングアップルよりもドリームジャーニーの方がテン３Ｆも上がり３Ｆも速いのに負けてしまった。あれは如何に道中でロスをしているかが分かったし・・・」ロスがあって僅差ならロスがなければこのぐらい強いということか。それにしてもステイゴールドとメジロマックイーンのいいところだけを受け継いだ感じだね。血統的には距離が伸びて良さそうだし、あとは馬体の成長だけどステイゴールドは小さくても５８キロを背負って走ったしこの馬は小さくても大丈夫かも。

　本命に推したフライングアップルはスタート良く、好位外目でスムーズな競馬が出来たが前を行く２頭を交わせなかったところを見るとまだ力が付ききっていない。競馬センスはいいので上位には来るけどもう少し鋭い脚を使えるようになるといいね。ローレルゲレイロはオースミダイドウをマークする競馬で完璧な騎乗。先行力があって抜け出す力もあるけどいつも切れる馬に負けている。ただ、今回も＋１４キロと言うことを考えると太めなのか成長過程なのかもしれない。オースミダイドウは鞍上がペリエなので行ってしまうかもと思っていたけどやっぱり行ってしまった。抑えが効かないとどうしても最後におつりがなくなるから垂れるのは仕方がないにしても３着に粘ったのは立派。今後は精神面での成長が課題だね。

　上位４頭は東スポ杯とデイリー杯組でした。京王杯組ではマイネルレーニアが最先着しましたが、この組は一段落ちるのでしょうか。それとも東京芝１４００→中山芝１６００というローテーションが良くないのでしょうか・・・。