重賞回顧「気がつけば１３連敗」

　今年に入ってＧ１が当たらないな～って思ったので調べてみたら昨年の安田記念以来当たっていない。と言うことは１年間外れ続けていると言うことだ。買わないレースもあったので連敗は１３だが買い続けていたらどうなっていただろう。

　ダービーも大荒れでしたね。先週の回顧で「人の行く裏に道あり花の山」と書いたのに、みんなと同じ道を歩いてしまったよ。まあ、裏道を探してもウオッカには突き当たらないけどね。

　日本ダービー

　１着△ウオッカ
　２着　アサクサキングス
　３着△アドマイヤオーラ
　９着◎ヴィクトリー
　ラップ　12.6-10.9-12.3-12.6-12.1-12.1-12.7-12.6-12.2-11.4-11.4-11.6

　スタートでヴィクトリーが出遅れたのには参った。逃げるか先行するかと思っていた本命馬が出遅れたことで僕の日本ダービーは終わってしまった。思い切って逃げたアサクサキングスは行って正解。ここ２戦は控える競馬で結果が残せなかった。決め手は他の馬に劣るけどしぶとさならこれまでの競馬で立証済み。先週、ローブデコルテでオークス勝った福永祐一の後半だったな。サンツェッペリンはいいレースをしたけどこのパターンだとアサクサキングスに敵わないと言うことだ。アドマイヤオーラはフサイチホウオーをマークする形になったが、これが返って良くなかった。前に行った分、終いのキレが鈍った。自分の競馬に徹していればきわどい勝負が出来ると思った。６４年振りの牝馬優勝だからデータ派の僕にはどうしようもないね。今年のＧ１はホント良く荒れるよ。

　目黒記念

　１着○ポップロック
　２着　ココナッツパンチ
　３着△アドマイヤフジ
１０着◎トウカイトリック
　ラップ　6.9-11.4-11.8-13.0-13.1-12.6-11.6-12.3-11.6-11.7-11.4-11.8-12.2

　逃げたアドバンテージが作ったペースはゆるゆるで途中から入れ替わり立ち替わり前に行く馬がいた。外からの動きにジッと我慢したポップロックの武豊はさすがに状況判断に優れていた。直線も持ったままで出口を探して、行く先が見つかるとポップロックをそこに誘導して伸びてきた。見た目以上の強い競馬だった。２着のココナッツパンチは初の古馬戦、しかも重賞でハンディ差はアローワンス分だけなのでこの好走は今年の３歳馬のレベルの高さを証明。土曜日の欅Ｓに出走したトロピカルライト（２着）といいクラス編成前に３歳馬の強い競馬を見せられた。３着のアドマイヤフジは先行して結果を残した。これで、脚質に幅が出たのでどんな競馬でも出来そうだね。う～ん、福永祐一は乗れているな。トウカイトリックは外からドンドン行かれてリズムを崩したようで４コーナーで手応えが怪しかった。

　金鯱賞

　１着　ローゼンクロイツ
　２着▲スウィフトカレント
　３着　インティライミ
　８着◎タガノデンジャラス
　ラップ　12.3-10.6-11.0-12.0-11.7-11.6-12.0-12.1-11.8-12.1

　予想以上に馬場の乾きが早かったね。こうなるとコース得意のローゼンクロイツだろう思ったが、その通りになってしまった。余程、このコースとの相性がいいんだね。