有馬記念回顧「またもやゴールドシップが捲って差しきり勝ち」

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 有馬記念はゴールドシップの鮮やかな捲りで他馬をなぎ倒してしまった。ジャパンカップ上位2頭が出走しないレースでしたが、どうしてどうして凄いレースを見せてくれた。ゴールドシップは菊花賞でもそうだが主役不在で強い勝ち方をしてきた。だから、どうしても評価が低いが実はもっと強い馬ではないかと思う。なぜなら重賞常連馬を相手に後方から一気の捲りで差しきり勝ち。有馬記念では4コーナー5番手が勝つための位置取りだがそれが出来なくても勝ってしまった。



 スタートから振り返ってみるとスタートはまずまずだが外枠と言うこともあり無理をせずに控える競馬に。逃げたのはアーネストリーなのでそれほど速いペースではない。ペースが速くないだけにどの馬も余力がありラスト1000mでペースアップ。ゴールドシップの内田博幸も向正面で仕掛けるが菊花賞のよう捲りはきかずちょっとヤバイ雰囲気に。4コーナーから直線に掛けて大外10番手辺りだったので差しきるのは難しいかもと思ってしまったが、ここからが圧巻。普通なら早めに抜け出したエイシンフラッシュが勝つ競馬だったが、ゴールドシップは外から一気に先頭に立って他馬に並ぶことなくゴールを駆け抜けてしまった。鞍上の内田博幸もゴール前での手応えの良さに思わずガッツポーズ。エンジンが掛かってギヤを一段上げた所で一気に加速していくような走りだったのでゴール前で勝利を確信したのでしょうね。



 そういえば2012年の世相を表す漢字は「金」でしたね。そして、勝ったのがゴールドシップですか。2着に同じステイゴールド産駒のオーシャンブルー。また、3着にはルーラーシップと。終わってみれば「金」→「父」→「海」という繋がりで決まったレースでした。





有馬記念の成績






勝者の弁


ゴールドシップ 内田騎手 スタートは良くなかったですが、いつも通り後ろからと腹を括っていました。最初の4つのカーブは無理をせず、3、4コーナーでは多少の無理があっても外を回って、突き抜けると思い、馬を信じていました。結構外を回りましたが、コースロスにへこたれる馬ではありません。やはり今年は”金”の年だったので、ゴールドで締め括れて良かったです





敗者の弁


オーシャンブルー ルメール騎手 今日はパーフェクトなレースが出来ました。大きな馬ではありませんが、ビッグハートを持った馬です。直線で前が空いた時は勝てると思ったほど手応えが良かったのですが、外から最後交わされてしまいました。勝った馬は強いです。しかし、彼にとってはいいレースだったと思います 



ルーラーシップ ウィリアムズ騎手 スタートがすべてです。やれることはやってきましたが、こういう結果になってしまいました



エイシンフラッシュ 三浦騎手 イメージ通りの競馬が出来ました。先頭に立った時はヨシ!と思いましたが、その後、脚色が一緒になってしまいました。3~4コーナーで馬場の悪いところを通ったことが影響したように思います



スカイディグニティ スミヨン騎手 スタートも良く、道中もいい位置につけられましたが、コーナー、コーナーで手前を替えないので押して行きました。結局ワンペースのままで、伸びてはいますが、上位馬には及びませんでした





有馬記念のパトロールビデオ




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