スプリンターズS考査【ステップレースから考える】

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 スプリンターズSに出走した馬が前走はどんな成績だったかを調べてみた。実績馬は休み明けを一度叩いてから本番が通常のパターンで、久々でも力を出せるようになるとぶっつけというパターンもある。賞金が足りない馬や夏に力を付けてきた馬などは休み無く使われててその勢いそのままに好走したりする。



 2000年までは暮れの中山開催だったのでG1出走馬が強かった。2001年からは4回中山8日目で行われるようになり前走G1という馬は休み明け以外ではいないが、それでも過去20年で休み明けで連対したのは6頭だけ。この6頭は全て前走はG1に出走していた。また、この6頭に共通するのは過去にG1で連対経験がある実績馬だった。ぶっつけでG1に出走し連対するような馬は厳しいレースを経験し連対出来るほどの実力が必要ということだろう。



 2001年以降ではセントウルSを使った馬が多く連対している。ステップレースでもG2なので実力馬が多くそこで揉まれているのがいいのでしょう。前走で3着以下で連対している馬を見ると2009年のローレルゲレイロは高松宮記念を勝っていたし、アストンマーチャンは阪神ジュベナイルフィリーズ2着(1着はウオッカ)、メイショウボーラーは朝日杯フューチュリティS2着、皐月賞、NHKマイルカップ3着など。デュランダルはスプリンターズSやマイルCSを勝っていた。トロットスターも高松宮記念を勝っていた。このことから前走重賞に出走し3着以下で連対出来そうなのはビービーガルダン、ローレルゲレイロ、ファイングレインの3頭。キンシャサノキセキは前走取り消しなので例外だがG1馬なので連対する可能性はある。



 また、外国馬を見てみると連対しているのは前走日本のレースを走っている馬だけで、そのレースで2頭とも連対している。(2000年以前はJRA-VANのデータが無いために外国での背成績表示は無し)



 ステップレースからみた連対出来そうな馬は前走重賞3着以内(ダッシャーゴーゴー、ワンカラット、ジェイケイセラヴィ)、G1連対実績馬(ビービーガルダン、ローレルゲレイロ、ファイングレイン、キンシャサノキセキ)、前走日本のレースに出走した外国馬(グリーンバーディー)の8頭。この中ではサンプルは少ないが前走日本のレースに出走した外国馬のグリーンバーディーが軸候補と考えてもいいかも。

 





スプリンターズS 過去20年の連対馬の前走一覧






スプリンターズS 過去に出走した外国馬の前走一覧





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