皐月賞考査「トライアルの意味」

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 皐月賞はいいメンバーが集まったので実に悩ましい。どれも買いたくなるがそれが出来る資金がないので絞らなくてはいけない。いろいろとデータを調べてみたら、前走レースでトライアルレースを走った馬の成績がいい。トライアルレースは皐月賞に出るための権利取りレースになる。だけど、賞金的に皐月賞に出走可能な馬にとっては中山コースを経験するということと、レース間隔を開けたくないという意味合いもある。賞金が足りない馬はトライアルに向けて仕上げてくる。賞金が足りている馬はある程度の仕上げで本番に向かおうとしている。このことが過去10年のレースに現れている。



 過去10年に絞ったのはトライアルレースの若葉Sが関西に移っ今年で12年目。それまで、皐月賞トライアルはすべて関東の中山コースで行われていた。関西馬はトライアルレースに出るために関東に出てくるか毎日杯で賞金を加算するしかなかった。若葉Sが関西に移ったことで関西馬のトライアルの使い方が変わって来ていると思うのできりのいいところで過去10年に絞ってみた。



 過去10年の皐月賞で3着以内に入った30頭のうち、トライアルを使わなかった馬は2001年のダンツフレーム(アーリントンカップ)、ジャングルポケット(共同通信杯)、2007年のフサイチホウオー(共同通信杯)の3頭だけ。連対馬に限って言えばダンツフレームだった。



 トライアルレースを使われた馬なら人気になるかと言ったらそうでもない。最近では4年連続で馬連万馬券。昨年はスプリングS1着のアンライバルドと若葉S2着のトライアンフマーチで馬連11940円と組み合わせ次第で万馬券になる。今年はトライアル上位馬だけが出走しているので高配当は見込めないが馬券は絞り込める。



 弥生賞からはヴィクトワールピサ、エイシンアポロン、ダイワファルコン、トーセンアレスの4頭だがトーセンアレスはダート中心に使われているので除外したい。スプリングSからはアリゼオ、ゲシュタルト、ローズキングダム、サンディエゴシチー、バーディバーディの5頭だがトライアルで2桁着順からの巻き返しはないので、サンディエゴシチー、バーディバーディの2頭は除外したい。若葉Sからはヒルノダムールだけ。ということは弥生賞上位のヴィクトワールピサ、エイシンアポロン、ダイワファルコン。スプリングS上位のアリゼオ、ゲシュタルト、ローズキングダム。それと若葉S2着のヒルノダムールの計7頭。今年はトライアル組の出走が少ないので馬券の組み立てさえ間違えなければ当たりそうな気がする。



 前走トライアルデータで欠点があるとすると過去10年でトライアル→本番というローテで出走してきた馬の年度別出走数を調べてみたら2001年の10頭が一番少なく、今年を見るとトライアル→本番のローテは10頭だけなんだよね。このデータの信頼度は?
















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