過去26年のジャパンカップを集計して血統傾向を探ってみた。外国馬が多く出走するジャパンカップは同一種牡馬がなかなか勝てないレースでした。それが、2004年にサンデーサイレンスが2勝目を挙げ、2005年にはKingmamboが2勝目を挙げた。しかし、2006年にサンデーサイレンスが3勝目を挙げてからはやはり同一種牡馬が勝っていない。今年の出走馬の中で過去に勝ったことのある種牡馬はグラスワンダーとキングカメハメハの2頭なのでどちらかが勝てば3頭目の同一種牡馬の勝利になるが果たしてどうか。ジャパンカップを2勝した馬がいないと言うことを考えるとチャンスがあるのはメイショウカンパクとルーラーシップ。
血統傾向を見ると最近はサンデーサイレンス系やロベルト系のTurn-to系とミスプロ系の種牡馬が強く、母父ではサンデーサイレンス系、ノーザンダンサー系、グレイソブリン系が強い。これを踏まえた上で出走馬を見てみるとフェノーメノ(サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系)、メイショウカンパク(ロベルト系×サンデーサイレンス系)、ルーラーシップ(ミスプロ系×グレイソブリン系)、ジェンティルドンナ(サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系)などがいい。オルフェーヴルはサンデーサイレンス系で強いのですが母父ヘロド系は1990年のベタールースンアップが勝って以来、未だ3着にも来ていないです。まあ、走っている頭数が少ないだけにデータからは推せないが現在5冠の実績があるし、同配合の3歳馬ゴールドシップが皐月賞・菊花賞を勝っているように走る配合だけに勝ってもおかしくない。母父でも同一種牡馬はサンデーサイレンスが3勝しているだけで他は全て1勝ずつなのでヘロド系のメジロマックイーンの組合せもありということで。
ジャパンカップの出馬表 血統
ジャパンカップ 過去26年の勝ち馬の血統
ジャパンカップ 過去26年の血統(チェック種牡馬 ニックス集計 連対馬まで)
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