武豊に注目

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 今週、皐月賞トライアルでもある若葉Sに良血馬ポルトドートウィユが武豊を鞍上に出走を予定している。父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、母父クロフネ、母母エアグルーヴといずれも武豊が手綱を取っている。血統を見れば分かるとおり社台系のゆかりの血統で固められている。ポルトドートウィユは初戦は川田将雅、その後3戦は福永祐一、そして前走のきさらぎ賞で武豊が騎乗している。福永祐一にはリアルスティール、川田将雅にはベルーフかシャイニングレイがいるから、武豊に回ってきたとも言えるが他の騎手でも良かったのに武豊になった理由とは・・・・。



 武豊と社台の関係についてはいろいろと言われているがここに来て改善されつつあるようだ。それは数字にも表れていて、社台との関係が良好だった頃は社台レースホース、サンデーレーシング、キャロットファームの3馬主で毎年騎乗数の10%以上を占めていた。しかし、2011年に5.5%、2012年には4.4%にまで落ちてしまった。その後、徐々に回復してきて今年は7.8%まで上がってきた。社台系の比率が高くなるにつれ成績も上がってきている。直接関係しているかは分からないがひとつのモチベーションにはなるはず。有力馬を多く抱える社台系を良好な関係を保つのが大きなレースで勝つことにつながるし、少ないチャンスをものにすることで次のチャンスを手に入れる事が出来るから。



 武豊は常々「もっと技術を高めたい」と言っているように飽くなき向上心の人。今年はフェブラリーSを勝ちJRAのGⅠを69勝まで伸ばしたし、前人未踏の記録を伸ばし続ける彼だから勝負所では必ず何かをやってくれそうな気がする。



 





武豊 年度別成績(マーク数は社台系3馬主)


武豊 年度別成績



Output by TARGET frontier JV

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