土曜日の軸馬「岩田康成騎手からの乗り替わり」

　TARGET frontier JVには出走馬を一覧表示出来る出馬表分析という機能がある。この出馬表分析には前走成績を読み込む（クリック１回で）と乗り替わりの一覧を見ることが出来る。僕が軸馬予想をする時はまずは騎乗数の多い騎手＞リーディング上位の騎手の順でチェックしていく。いつもなら騎乗数上位にいる岩田康誠騎手がいないので、どうした？と思ったがアメリカンオークスとキャッシュコールマイルに騎乗するためにハリウッドパークに行ってる事に気が付いた。リーディング１位の岩田康誠騎手は毎週騎乗馬が多いので当然今週もこれまで騎乗した馬が出てくるわけで、それらの馬は全て乗り替わりとなる。この中で狙えそうな馬をチェックしてみた。

　まずは岩田康誠騎手のラインで松田博資厩舎。松田博資厩舎からはアドマイヤミリオンとタガノグラマラスの２頭。どちらも岩田康誠騎手が主戦を勤めている。今回はこの２頭に川田将雅騎手が騎乗。松田博資調教師が川田将雅騎手を起用する時はワンポイントが多い。馬が仕上がって出走出来るが岩田康誠騎手も安藤勝巳騎手も乗れない時に川田将雅騎手や所属の高田潤騎手、または函館・札幌では横山典弘騎手がワンポイントで起用されている。だから、川田将雅騎手への乗り替わりはマイナスにはならない。

　つぎに阪神９レースに出走のゲイル。音無秀孝厩舎で岩田康誠騎手のお手馬が小牧太騎手に乗り替わり。音無秀孝厩舎の起用騎手と言えば武豊騎手と柴田善臣騎手が代表。ここに競馬ブックラインで岩田康誠＞四位洋文＞福永祐一＞安藤勝巳＞和田竜二の順で起用。また、小牧太は関西表開催で、ホースニュース馬ラインでは幸英明＞佐藤哲三を起用している。今回騎乗の小牧太騎手はローカルでいいのかと思って調べると成績をあげているのは関西表開催だけ。関西裏開催やローカルはよくなかった。今回騎乗のゲイルには新馬・未勝利と騎乗している縁もあるのかもしれない。厩舎や最近の成績から人気にはなっているが現級の４歳馬と言うことでは軸には選びにくいが、好走する可能性はあると思っている。

　阪神１０レースのピサノフィリップは池添謙一騎手に乗り替わり。この馬は池添謙一騎手で未勝利→５００万→１０００万と勝ちあがって来たが、今年に入って岩田康誠騎手にスイッチ。当然、人気にはなるがもうひとつの成績。今回は久々に池添謙一騎手に戻るわけだが、相性はいいので好走する可能性はある。

　他は岩田康誠騎手のお手馬ではないのでなんとも言えないですね。

2007年 7月 7日　　選択状態【 前走岩田康誠騎手 】

　軸馬予想の方ですが、土曜日は安藤勝巳騎手が濃いです。８鞍騎乗して６鞍が連続騎乗。この中では松田国英調教師と、加藤征弘調教師のラインが濃いですね。もう１人は武豊騎手。午前中のランチボックスやバーキングウルフは来て当たり前で妙味がない。狙ってみたいのは森厩舎のボーナスフィーバー。今回は久々の芝だけど降級初戦。前走も武豊騎手が騎乗していることから今回芝を使うにあたって調教師へなんらかのフィードバックがあってもおかしくないと思ったので。松永幹夫厩舎のキーンゲイルは太宰啓介→四位洋文→武豊で上げ上げの乗り替わりですね。勝って同条件の馬だしここは勝ちに来ていると思う。

2007年 7月 7日　【出走馬一覧】　 馬印 : ◎

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