函館競馬場で行われる伝統の一戦。ハンディ戦ということもあり荒れるレースとしても有名。三連単が発売されるようになって8回レースが行われているがそのうち4回も三連単で10万馬券以上が出ている。勝ち馬の人気をみると過去16年で1人気が勝ったのが2回に対し4人気は5回も勝っているように荒れることを前提に考えてみる。データはこの時期に行われるようになった1997年から2012年までの16年を集計した。
コース【函館芝2000m】
スタート地点はスタンド前、4コーナー奥のポケット地点。スタートから最初のコーナーまでの距離は約475m。1コーナー手前から2コーナーにかけては緩い下り坂になっている。2コーナーの地点が函館競馬場の最低地点になっており、向正面直線は緩やかな上り坂。3~4コーナーはスパイラルカーブ。途中に坂の頂上(最高地点)があり、最後の直線半ばにかけて緩やかな下り坂。その後、ゴールまでは平坦になっていて最後の直線距離は262m。JRA|函館競馬場
ステップレース(前走)
同じ競馬場で行われるオープン競走の巴賞組が多く過去16年で7勝2着9回3着7回。ただし、巴賞1着馬は6連敗中。狙いは3~6人気。
前走重賞に出走。ただし、前走1着馬が今走も勝ったのはキングトップガンだけ(目黒記念→函館記念)。狙いは前走敗退の2~4人気。
休め明け、2~3走目の出走馬が狙い目
函館記念 過去16年の前走一覧
ラップと流れ
最初のコーナーまでが長いわりにやや前掛かりのラップになっている。平均タイムは2分1秒32で上がり3Fは36秒73。勝ち馬の上がり3F平均は36秒13。脚質別では逃げ馬0勝、先行馬6勝、差し馬8勝、追い込み2勝。洋芝+小回りコースなので早めのスパートになりやすく、一気の差し切りは難しい。騎手では四位洋文に注目。
函館記念 過去16年のレースラップと勝ち馬の通過順
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