日本ダービーをステップレースから考えてみました。まず言えることはダービーを取るためのローテーションを陣営（厩舎）は組んでいるか。その通りのローテーションを歩んでいるか。ダービーを前に消耗していたのではレースにならない。過去の日本ダービー勝ち馬を見ると皐月賞を走った馬が多い。また、近年ではNHKマイルカップを使われた馬がダービーを勝っている。
何故、皐月賞に出走した馬が日本ダービー勝っているか。それは、皐月賞に出走するための過程にあった。日本ダービーを勝つにはデビューからローテーションを組んで、徐々に力を付けながら賞金を加算してというスケジュールをこなすことが重要。もちろん、例外もあるが日本ダービーを勝つにはどうすればいいのかを考えた場合、自ずと前述のことをやるしかない。前走、皐月賞に出走して日本ダービーに勝った馬は過去２５年で１９頭。そのうち、皐月賞に出走するためのステップレースを見ると１５頭が皐月賞トライアルを使われている。また、皐月賞トライアルでの成績を見ると１０頭が勝っていた。それと、皐月賞トライアル以外の４頭は当然だが４頭全てが１８００ｍ以上のレースを勝っている。皐月賞の成績を見ると一昨年のロジユニヴァースが皐月賞１４着から巻き返しているが、ロジユニヴァースの成績を見ると皐月賞で負けるまで全勝という成績だった。皐月賞での成績は３着以内が望ましいが、４着以下で見てみると前走重賞で勝っているか、連対している。
次に前走NHKマイルカップを走った馬で日本ダービーを勝った馬を見てみると３頭全てが１人気だった。２頭が前々走で毎日杯を勝っていた。
上記の事を踏まえて今年の日本ダービーを勝つ条件を持っている馬は皐月賞出走組から以下のようになりました。
オルフェーヴル（皐月賞１着、スプリングＳ１着） ☆☆☆
サダムパテック（皐月賞２着、弥生賞１着） ☆☆☆
デボネア（皐月賞４着、弥生賞３着）
ナカヤマナイト（皐月賞５着、共同通信杯１着） ☆☆
ロッカヴェラーノ（皐月賞６着、すみれＳ１着） ☆
トーセンラー（皐月賞７着、きさらぎ賞１着） ☆
フェイトフルウォー（皐月賞１２着、京成杯１着） ☆☆
今回は勝ち馬に絞り込んで考えましたが２着馬になるともう少し条件が広がります。穴的には皐月賞出走組の人気薄が狙い目。また、ＮＨＫマイルカップ組の成績もいいです。
日本ダービーの出馬表 前２走成績
日本ダービー 過去１０年の１～３着馬の前走成績
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