関西の一大勢力である騎手エージェントの競馬ブックラインについて調べてみた。競馬ブックの騎手エージェントは小原靖博、井上政行、川田英太、松本晴夫の4人。特に小原靖博は5人の騎手のエージェントを務めるほど。この競馬ブックラインの騎手の成績を見ると以下のようになっている(栗東所属のみ)。この表をみると競馬ブックラインの勢力が強いということが分かる。特に今年の場合は武豊の出遅れ(年明け騎乗停止で乗れていない)や藤田伸二の謹慎などで競馬ブックラインに有力馬が集中。1月と2月の成績をみると騎手リーディング1位~5位までが競馬ブックラインだった。騎手を確保しやすいと言うことは、調教師にとっても有り難いことで有効に活用しないてはない。だから、これまでつながりの薄かった厩舎まで騎乗依頼をしているのかと思っている。
でも、調べてみるとラインの騎手で騎乗馬を入れ替わったりしているかといえばそうではなくて、主戦として騎乗する厩舎は決まっている。分かりやすい所では松田博資厩舎の主戦は岩田康誠と安藤勝己。近藤氏(アドマイヤ)の数頭だけを武豊。ローカルなどは所属の高田潤や中館英二。横山典弘と川田将雅がワンポイントで騎乗となっていた。他では野村彰彦厩舎に所属していた秋山真一、岩本市三厩舎に所属している和田竜二などは主戦が決まっていて、他の厩舎も意外とラインの騎手と被っていなかったりする。
なんでもラインと言うことではなく、厩舎によっても主戦とする騎手はさまざまで勝負どころではこの騎手みたいなのがある。そういうことをちょっとまとめてみた。騎手成績から調べたのでチェックは甘いかもしれないけどね。
騎手の色分けについては『[RBN] 騎手エージェント(騎乗依頼仲介者)について』を参照してください。
*競馬ブックライン 競馬ブックの複数の記者がエージェントを務めているということで僕は競馬ブックラインと呼んでいる。
*武幸四郎はライン外だが最近の騎乗馬の乗り替わりをみるとラインに入っているように見えたので僕の独断で入れました。
競馬ブック 関西スタッフ1、競馬ブック 関西スタッフ2、競馬ブック 関東スタッフ
騎手一覧 所属:栗東
2007年成績 | 2006年成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
コメント