根岸Sの予想「オーロマイスターの決め手」

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 根岸Sですが、いいメンバーが集まりましたね。特に強い先行馬が揃った。このレースで逃げそうなのはケイアイテンジンかセレスハントだろう。どちらも行った方がいいタイプだが鞍上を考えるとケイアイテンジンだと思う。仮にどちらが逃げたとしてもペースは速くなる。僕はケイアイテンジンが逃げると仮定して予想した。前走ギャラクシーSのラップは[12.2-10.7-11.3-11.8-11.9-11.9-13.4]で1000m通過が57秒9とかなり速い。上がりが13秒4と掛かっているがゴール前で手綱を緩めているのでシッカリ追っていれば13秒は切れていたかも。2走前の銀嶺Sのラップは[12.5-11.1-11.7-12.2-12.0-11.7-12.7]で4~5ハロン目にラップが緩んで、また加速して後続を引き離した。2ハロン目が11秒1ですからかなり飛ばしているけどなかなか止まらないのがこの馬のいいところ。しかし、今回はサマーウインドというスピード馬がいること。この馬は500万を勝ったときに2ハロン目が10秒7、2走前の京都1200mの2ハロン目も10秒7、前走の中山1200mの2ハロン目は10秒5というペースをほぼ馬なりで追走して、スピードの違いでハナに立ってしまう。サマーウインドがケイアイテンジンをどこで捕まえるかだが、ケイアイテンジンのラップによっては両方とも潰れるかもしれない。逆に行った行ったと言うこともある。僕はサマーウインドがケイアイテンジンを捕まえて先頭に立ち、ゴール前でオーロマイスターに捕まると考えた。



 オーロマイスターの前走はセレスハントに頭差だったが、あのレースはセレスハントの勝ちレースだと思っている。セレスハントのラップを見ると[12.1-10.8-11.3-11.8-11.9-12.3-12.7]ハナに立つまでに脚を使いそこからは徐々にペースを落としながら脚を残している。安藤勝己騎手の絶妙なペース配分で後続に差されないように逃げている。しかも、京都コースで逃げ馬の上がりが36秒9なら捕まらないはず。それを、差しきったオーロマイスターは中段から4コーナーでは外を回って差しきったのだから着差以上に強いと思う。ゴールドアリュール産駒らしいというか芝ではパッとしなかったがダートに変わってからは安定感があるし終いの脚、いわゆる上がり3F順位はいつもベスト3。これまでのレースを見る限りスピードもあるので直線の差し脚に期待した。



 相手は底を見せていないサマーウインド、ダート短距離では大崩がないグリフィンゲート、ハナに行けばしぶといケイアイテンジン、ユニコーンS2着のグロリアスノアで。








Output by TARGET frontier JV




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