セントウルＳの回顧「新・快速女誕生」

2007.09.092020.02.17

　好発を切ったのはサンアディユだったが抑え気味だったので内からゴールデンキャストがハナを切る展開。レースを見ていると遅い流れかとおもったら前半３３秒４で２ハロン目から４ハロン目が１０秒だという早いラップを刻んだ。勝ったサンアディユをこれを先行して上がり３Ｆ３３秒６でまとめたのだから後続は追いつけない。２着カノヤザクラに５馬身差の圧勝なのだから強かった。勝ちタイムの１分７秒１は改装前の２００２年にビリーヴが勝った時のタイムと一緒。ビリーヴは早い流れに乗ってのタイムだけど、サンアディユは前に行ってのタイムだからね。抑えて２番手というスピードと上がりに対応出来るのだからスプリント路線では主役になれる。この日のフレンチデピュティ産駒は６勝と爆発。この血統は走るね。

　２着カノヤザクラも強い。ちょっと後手を踏んだが最後は馬群を突いてよく伸びてきた。まだ、３歳馬でこれだけの走りが出来るのだから来年が楽しみな１頭。キンシャサノキセキは理想的な展開だったが時計が早すぎたのかな。伸びそうで伸びないところをみると久々でこの速い流れに対応出来なかったのかもね。

成績・2007年4阪2/11R セントウルＳ

着	枠	印	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差	PCI	通過順位	脚質	上3F	人	体重	±	ゴール前3F位置
１	2		サンアディユ	牝5	55	川田将雅	1.07.1		46.1*	01-02	逃げ	33.6	11	508	+18	=◆
２	4	▲	カノヤザクラ	牝3	53	上村洋行	1.07.9	５	47.1*	10-08	差し	33.9	7	502	-6	======◆
３	6	△	キンシャサノキセキ	牡4	57	藤田伸二	1.07.9	クビ	46.1*	07-07	差し	34.0	1	480	-2	=====◆
４	2		アルーリングボイス	牝4	55	秋山真一	1.08.0	クビ	43.7*	04-04	先行	34.3	8	456	0	===◆
５	3	○	アイルラヴァゲイン	牡5	57	松岡正海	1.08.0	クビ	42.8*	03-02	先行	34.4	3	510	-8	==◆
６	5		スピニングノアール	牡6	57	安藤勝己	1.08.2	１1/2	56.7*	16-16	後方	33.1	10	468	0	=================◆
７	5		キョウワロアリング	牡6	57	石橋守	1.08.2	ハナ	52.6*	14-14	後方	33.5	13	482	-4	=============◆
８	6		エムエスワールド	牡4	57	太宰啓介	1.08.3	1/2	52.1*	15-14	後方	33.6	15	458	+2	=============◆
９	8	◎	アグネスラズベリ	牝6	55	角田晃一	1.08.4	3/4	43.7	07-08	中団	34.5	2	490	-20	=====◆
10	7		メイショウトッパー	牡4	57	熊沢重文	1.08.4	頭	45.7	10-11	後方	34.3	4	484	-2	=======◆
11	4		オレハマッテルゼ	牡7	58	武豊	1.08.5	クビ	46.1	10-11	後方	34.3	5	480	+6	========◆
12	8		フサイチリシャール	牡4	58	鮫島良太	1.08.7	１1/4	46.1	13-11	後方	34.4	6	496	+8	=========◆
13	B3		マリンフェスタ	牝4	55	長谷川浩	1.08.7	頭	42.3	07-08	中団	34.8	12	474	-2	=====◆
14	7	△	エムオーウイナー	牡6	57	和田竜二	1.08.8	1/2	40.0	04-04	先行	35.1	9	510	0	===◆
15	1		ゴールデンキャスト	牡7	57	小牧太	1.08.9	1/2	36.8	02-01	先行	35.5	14	478	-4	◆
16	1		ナリタシークレット	牝5	55	幸英明	1.09.2	１3/4	38.2	04-04	先行	35.5	16	482	+10	===◆

LAP　12.2-10.5-10.7-10.9-11.1-11.7

通過　33.4-44.3-55.4-67.1　　上り　67.1-54.9-44.4-33.7　　平均　1F:11.18 / 3F:33.55

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