毎日杯の予想「メトロシュタインの先行力に期待」

　今年から距離が１８００ｍになった。ＪＲＡはなんて意味のないことをしてくれたのだろうか。単に外回りの重賞を作りたかっただけ？と、文句をいっても仕方がないので予想をします。

　コースが外回りになり直線距離は４７３．６ｍと長くなったので決め手勝負になりやすいと思う。と、誰もが思うのでここは前残りで予想をした。決め手がある馬は後ろからの競馬をするだろうし、直線が長いので最後は届く言う心理が働く。前に行く馬は直線が長いのであまり早く動きたくなく、我慢する競馬になる。こうなった時は折り合いに心配がなく追って渋太く伸びる馬がいい。ジッと待って追い出してゴール前に高低差１．８ｍの坂が待っているので最後の最後で苦しくなる。ということで本命はメトロシュタインにした。前走のゆきやなぎ賞ではヒラボクロイヤルの末脚に屈したが、この馬は２番手から上がり３Ｆ３４秒５で走っている。控えることも出来るが、先行しても折り合いに心配がないので終いはシッカリ伸びてくれる。現在、阪神のお天気が雨と言うこともこの馬には有利に働く。このまま降り続けてやや時計が掛かる馬場になれば充分チャンスがある。鞍上には追わせる安部幸夫を配してきたので、先行粘り込みを期待したい。

　相手には詰めは甘いが堅実に走るナムラマースがいい。勝負所での反応が悪いのでいつも何かに負けてしまうが、終いは堅実だし先行力もある。人気だけど、単勝向きではないので抑えまで。ヒラボクロイヤルは前走はスタートが悪かったが、もう少し前で競馬が出来る馬。タニノギムレット産駒でいい決め手があるのが魅力。マイネルヘンリーは２走前の京成杯のような競馬が出来ると面白い。鞍上の藤田伸二は今年初重賞だし、積極的な競馬を期待して。タスカータソルテは弥生賞では厳しい競馬で大敗したが、今回は流れがあうと思うので。

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