高松宮記念 「ロードカナロアが強い」

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 今年の高松宮記念は実力上位馬が順調なので波乱はないと見た。1人気のロードカナロアはデビューから14戦して9勝2着4回3着1回着外0という安定した成績。昨年の高松宮記念は初のGⅠ挑戦で同厩のカレンチャンから遅れることコンマ1秒差の3着。しかし、スプリンターズSではカレンチャンをコンマ1秒抑えての優勝。その後は強豪揃う香港スプリントを勝ち、阪急杯も勝った。前走の阪急杯では勝負どころで鞍上の岩田康誠の手が動くシーンがあったが、気合いが入ってからはこの馬らしい伸びを見せた。久々で反応が悪かったが終わってみれば余裕の勝利。一度使われた今回は盤石の体勢で挑むことが出来るので負けることはないでしょう。



 阪急杯2着のマジンプロスパーが調子を取り戻してきた。もともとスピードがあるタイプでスタートがいいので前に行く競馬ばかりしていたが前走で控える競馬が出来たのは大きい。スピードがあるので追走は楽だし、控えることが出来れば目標にされずに済むのでつぶれることもない。ただ、決め手に欠くので勝ちきれない。前が引っ張る展開で早めに押し切るような競馬が出来れば面白い。



 エピセアロームは内のいい枠を引いた。実力的には4~5番手だがこの枠ならコースロスなく有利に運べるし、チャンスはある。社台系のこの馬で結果を出してそろそろ復権したいところでしょう。昨年の2着馬サンカルロは昨年と同じようなローテーションで使われている。久々で増えていたのも昨年と同じだしここを目標にビッシリ仕上げてきているはず。当日の体重が減っていればこの馬の決め手が生きるはず。



 遅咲きのドリームバレンチノもようやくGⅠに手が届く位置まで実力をつけてきた。鞍上との息も合っているし、久々で太かった前走もキッチリ勝っている。枠が外というのが気になるが、直線が長いコースなので上位に食い込んでくる可能性は大。サクラゴスペルは成績と鞍上で人気しているが実績ではもう一つ。外枠をどうこなすかが鍵で鞍上の手腕に掛かっている。行くか引くかどっちにしても厳しい競馬になることは間違いない。





高松宮記念の出馬表





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