シルクロードＳ「前哨戦を制するのは」

メンバーを見るとスワンＳ、アンドロメダＳ（Ｈ）、ＣＢＣ賞、淀短距離Ｓと続く短距離のオープン戦である程度力関係が見えてきた。コース適性、展開なども考慮すると京都コースを得意としているリミットレスビッドを軸に推したい。休み休み使ってきた馬だけに６歳馬にしてこれまで１７戦。昨年の秋に休み明けを使われてからは１０００万条件を勝ち、１６００万を３、２着した後にアンドロメダＳを勝ってオープン入り。そして、初の重賞ＣＢＣ賞では０．１秒差の３着。ＣＢＣ賞は別定戦だけにこの３着は価値がある。速いペースにも対応は出来るのでここはチャンスがあると思う。

相手には１０００万条件から３連勝でＣＢＣ賞を制したプレシャスカフェ。これまで２回しか連を外していないというのだがから立派。特に１２００ｍ戦においては芝でもダートでも負けていないと言うのだからこの距離の適性はメンバーの中では１番でしょう。ただ、一瞬の切れ味で勝負するタイプに見えるので京都の長い直線がどうかと思ってしまった。能力はあるので軽視は出来ないね。

準オープンの身ながら挑戦してきたトップパシコだが斤量が５３㎏というのが魅力的。同型が揃った今回だがテンのダッシュ力ならこの馬が一番ではないかと思う。京都芝１２００ｍというとNasrullah系の成績がいいしまさか逃げ切りはないと思うけど走りには注目している。ナイキアヘッドはいい枠を引いたし、乗れてきたアンカツなので。ゴールデンキャストはペースが遅くて決め手勝負になると厳しいが速い流れになればしぶとさを発揮出来るので。