マイルCSの出走馬「今年は強い3歳馬が主役」

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 マイルCSの出走馬が決まった。今年は外国馬が2頭参戦。サプレザは2009年、2010年に続いて3回目の出走。昨年から社台総裁・吉田照哉氏の勝負服で出走しているので一見すると日本馬?と思ってしまう。昨年、一昨年は外枠を引いてしまい、ロスの多い競馬。それでいて3着、4着ですから実力はあるし、日本の馬場にも対応出来ている。6歳馬ですが、今年のG1では2、2、3、1着。ローテーションも昨年、一昨年と同じサンチャリオットステークスを使っての参戦。サンチャリオットステークスは3年連続勝っているし、今年は58.5キロを背負っての勝利ですから衰えはないでしょう。鞍上は乗り慣れたルメールだし、内枠を引いてきたら怖い存在。



 イモータルヴァースは強い3歳牝馬の一頭。ジャックルマロワ賞では後方からの競馬で一気の差しきり勝ち。枠順が有利だったこともあるがサプレザよりもいい脚を使っている。他のレースもみたがかなりいい脚を使う馬。しかも、成績をみると道悪も大丈夫。前が残るような展開にならなければ追い込んで来ると思う。



 リアルインパクトは安田記念の勝ち馬。前走の毎日王冠では天皇賞2着のダークシャドウとタイム差無しの競馬をしている。ディープインパクト産駒だがスピードがあってしぶとい競馬が合う。一度使われた事で前走よりは動けるだろうし、夏を越して逞しくなった今ならマイルG1連覇も夢ではない。ただ、週末は雨模様なので道悪、初輸送と課題はあるがなんとかクリアして欲しい(期待を込めて)。



 リディルはスワンSを快勝し、賞金を加算しての出走。安田記念では馬群に包まれて抜け出せずにリアルインパクトからコンマ3秒差の7着。こちらもスピードがあり終いも確りしているのでマイル戦はあっている。京都コースは4戦3賞2着1回の連対率100%と得意にしている。余裕残しでスワンSを勝っている事からもここは勝負でしょう。



 毎日王冠3着のミッキードリームは天皇賞秋で8着だが、息の入らない厳しいレースを経験したことでパワーアップしているはず。先行力があるし、京都コースは得意としているので疲れがなければ好走すると思う。毎日王冠4着のエイシンアポロンは前走富士Sを勝って賞金を加算しての参戦。道悪が予想されるが苦にしないタイプなので他馬に比べれば有利。鞍上に3冠騎手になった好調・池添謙一を迎えたのもいい。3歳時はローズキングダムやヴィクトワールピサを激戦を演じている実力馬。



 日本の3歳牝馬は桜花賞馬のマルセリーナと秋華賞2着のキョウワジャンヌが参戦。マルセリーナは鞍上が安藤勝巳に戻って決め手を生かす競馬になるだろう。キョウワジャンヌはこれだけの実力馬が揃えば人気にならないと思うが、内枠を引いたら怖い1頭。



 印を付けられなかった馬ではぐちゃぐちゃの馬場になったときのシルポートの逃げ、昨年の2着馬ダノンヨーヨーの決め手、NHKマイルカップでリアルインパクトを負かしているグランプリボス、昨年の勝ち馬エーシンフォワードなども怖い存在だと思う。





マイルCSの出走馬






マイルCS 過去25年の勝ち馬





コメント

  1. 龍ぱぱログ より:

    今週のメイン〜マイルCS、福島記念

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