阪神大賞典の回顧2「内田博幸は我慢が足りなかった」

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 阪神大賞典のオウケンブルースリにはちょっとガッカリ。ラジオNIKKEIの騎手コメントをみると音無秀孝調教師「道悪は嫌だと思っていたんですが、その通りになってしまいましたね。直線で追い出してから道悪がダメだというのが見て分かりました。また次に巻き返します」とあるが、それだけが原因ではないでしょう。レースを見ると内田博幸が早めに動き出してしまい、そのまま行くかと思ったら行かなくて、他の馬が追い出してからもう一度動いたように見えた。大逃げの場合場合、どこで動くかがポイントとなる。エンジンのかかりの遅い馬は早めに仕掛けてもジリジリ伸びる。ビュッと伸びるようなタイプは途中で仕掛けると最後は止まってしまう。



 今回の場合は早めに仕掛けてしまった為に脚がなくなったように見えた。馬場が悪くても今日のようなレース展開でなければオウケンブルースリは勝てると思う。こういう展開は何度もレース経験をしていないと早めに動いてしまうもの。内田博幸は地方ナンバーワン騎手だが、中央の長距離線はまだ経験が少ない。特に長距離線はレース数が少ないから今回は仕方がない。スクリーンヒーローをマークしていたなら、横山典弘の動きを見て追い出してもよかったかもね。まあ、アサクサキングスが早めに動いていたので自分の馬の手応えを考えると動くしかなかったのかもしれないが。



 今回と同じようなケースをどこかで見たような気がしたが思い出しました。昨年のアルゼンチン共和国杯でした。この時もセタガヤフラッグとテイエムプリキュアが大逃げをして、この2頭以外は残り600m地点で2秒差あった。この時勝ったのがスクリーンヒーローでした。テイエムプリキュアは天皇賞春も出るようなので面白い展開になりそうです。




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