ディープインパクトは強かった。スタートで躓いてよれた時は「あっ、豊が落ちる」と思ったけどその後は後方に取り付いて、3コーナーから少しずつ動いて4コーナーで先団に並び、初めてステッキを入れるとグイッと伸びて2馬身半の差をつけて勝った。ビッグプラネットが作り出した流れは前半が47.2-59.3とこのクラスとしては平均ペース。後方にディープインパクトがいるのが分かっている後藤浩輝は3コーナーから早めに仕掛けて直線を先頭で押し切る作戦。そのお陰で3コーナー過ぎからレースが動き出し先行勢には苦しい展開に。外から好発を切って内で我慢していたアドマイヤジャパンだけはそれでも我慢して直線勝負に賭けたが弥生賞よりはやい流れだったので切れ味はいまいちだった。シックスセンスはディープインパクトが外から行ったのをみてから追い出したので2着になれた。ローゼンクロイツはディープインパクトをマークする形だったけど4コーナーでは瞬発力の差が出てしまったね。
こうやって見るとディープインパクトを除くと上位勢は能力差がないように思えた。その中でも注目したいのがアドマイヤジャパンで好位勢の中ではただ一頭、直線も伸びているだけにダービーでは楽しみ。上位をサンデーサイレンス系で占めているようにサンデーの血は大舞台で強いね。予想ではシックスセンスを取り上げるまでに至らなかったけど、僕がいつも参加している予想大会『しょざわくんのどろどろ競馬』ではシックスセンスを入れて的中してしまいました。それは、お友達の桃薫さん(Bet.diary)の皐月賞の予想に「こういう化けもんが1頭いる場合は得てして無欲の追い込み馬が急襲する」と書いてあるではないか。確かに言われてみればと、過去の成績と穴をあけそうな馬を探してシックスセンス、アドマイヤフジ、スキップジャックを取り上げてみたわけです。
LAP :12.1-11.0-11.9-12.2-12.4-12.6-12.5-11.8-11.4-11.3
通過:35.0-47.2-59.6-72.2 上り:72.0-59.6-47.0-34.5 平均:1F:11.92 / 3F:35.76
マイラーズカップのハットトリックは全く動けなかったね。直線の入り口で狭くなったけどあれは自分が動けなくて狭くなった訳だから勝つまでには至らなかった。勝ったローエングリンは昨年2着、一昨年1着と相性がいいというかこのコースが合っているんだろうね。見どころがあったのはカンパニーで安藤勝巳が堪らずに3コーナー過ぎから動いて上がり33.4。最後はアサクサデンエンに差されたけどあれは勝ちに行った結果だけに仕方がない。長くいい脚を使えるだけに安田記念では面白いと思う。
LAP :12.5-11.0-11.6-12.3-11.9-11.4-11.2-11.6
通過:35.1-47.4-59.3-70.7 上り:70.0-58.4-46.1-34.2 平均:1F:11.69 / 3F:35.06
コメント
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